2024年6月14日経営において心掛けたい【言葉の遣い方】について
昨日スニーカーを変えてみたのですが、
おそらくそれが原因で、
坐骨神経痛のような痛みが出てきています…
まったく同じスニーカーの新品を履いただけ
なのですが、
それほど体にとって靴の存在は、
大きいのでしょうね。
今日はちょっと長めの距離を歩くので、
従来の旧スニーカーに戻そうと思います笑。
さて、本題です。
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■突然ですが、あなたは外出先で
トイレに行った時、
そのトイレ次第で気分が変わる
ということはないでしょうか。
(なにをいきなり・・・)
私はそのようなことが少ならずあり、
それは、そのお店の張り紙によるもの
なんですね。
とあるお店では、
「落書きをしたら直ちに警察に通報します!」
だとかいうことが書いてあったり、
またとあるお店では、
「いつもきれいにご利用いただき、
ありがとうございます」
といったことが書いてあったり…
■結果として、いずれも
「落書きをしないでください!」
ということを伝えたいのかも
しれませんが、
前者と後者ではその受ける印象が明らかに
違うというものですよね。
前者の方は身が縮こまるような感じ
がするものの、後者の方は、
こちらの方が逆に「ありがとう」という
気持ちが出そうな感覚です。
■てんとうむしについて考えても、
てんとうむしとひらがなで書くと
なんとも感じないものですが、
「天道虫」と漢字で書くと、天への道へ
続く虫というようなイメージがあり、
なんとも荘厳な感じがするものでは
ないでしょうか。
ちなみにこんな意味だそうです。
<テントウムシ-Wikipediaより>
そのようなひらがなのイメージと、
荘厳なイメージの漢字として天道虫を見れば、
恐らく後者の方がなんだか崇高な
存在である生き物だなと感じるもの
ではないかと思う次第です。
■このように、呼び名や名称一つで、
そのイメージが大きく変わるということは
知っておいた方が良いかもしれません。
弊所において、事務所のパンフレットを
作成していた際、当初は
「弊所をオススメしたい方」
ということと、
それに対するものとして、
「弊所をオススメしない方」
という表現をしていたんですね。
■すると、スタッフの一人が、
「これは否定しているようで弊所の
イメージとは異なってしまうのではないか」
ということから、弊所をオススメしない方
ではなく、
「弊所以外をオススメしたい方」
という文言に変えたんですね。
言っていることは同じなのですが、
こういった否定を意味する言い回しを
変えることにより、
全然嫌な感じがしないような、また強い
感じを受けないような表現になったな
という感覚です。
■本当にちょっとしたことなのですが、
そのちょっとした工夫により、
商品やサービスのイメージもグンと
変わるものなんですよね。
もしかすると現在のそういったことを
見返してみると、なんだか強い表現で
あったり、
逆に客足が遠のいてしまうような表現
であったりということが見受けられる
かもしれません。
■大切なのは、その時々で常に商品や
サービスの全体を見渡し、
現在の状況に則してるものになっているか
ということを見返して、
場合によっては修正を加えるということ
ではないかと、私は思う次第です。
■今日はトイレの張り紙や、
てんとう虫についてのことから、
そのようなことを想起した次第。
遣う言葉一つによって、印象は大きく
変わります。
我々は経営者としてそのようなことを
念頭に置いて、
経営を正しい方向に進める
ことができるよう、
日々思索を重ねていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・トイレの張り紙一つとってみても、
その言い回し次第で、
気持ちが上向きになったり下向きに
なったりすることがあるというもの。
・てんとう虫という文字一つ取ってみても、
漢字で書くのとひらがなで書くのでは、
漢字の方が荘厳さが出るというもの。
・商品やサービスを提供する際、
その商品やサービス名はもちろんのこと、
その提供する効果の面でもこういった
言い回しを大切にして、お客様に与える
イメージを意識して、
その商品やサービスの表現の仕方を
考えてみることは相当重要であると言える。
・そのようなことを念頭に置いて、
適切に今の状況においてそういったものが
適したものになっているかということを
思索し、
経営をあるべき方向に導いていきたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。