2024年6月16日目指したい【安心と不安の中庸】の状態
今日は子どもたちの通うスクールの田植えへ。
土を踏みしめる感覚、みんなと一体となり、
稲を植えていく心地良さ。
自然への畏敬を感じるこういったことは、
生きていく上ですごく大切であるように
感じるところです。
・・それにしても、普段使わない体の
いろんなところが悲鳴を上げていて、
今日はしっかりと眠れそうです・・笑。
さて、本題です。
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■昨日の冒頭にも書かせていただいた
ことですが、
6月15日にピースピリッツ株式会社は
3周年を迎えました。
ピースピリッツ株式会社は、
私が税理士業務とは別に行っている、
主にコンサルティングの事業を営む
法人なのですが、
どうしても税理士業の方に時間が
取られており、そこまで稼働できていない
というのが実情です。
■とは言え、定期的なコンサルティングの
案件としてのニーズはあることから、
これから税理士業とともに再度
ピースピリッツ株式会社としても事業を進めて
いきたいなと考えているところです。
■そして7月には、村田佑樹税務会計事務所が
丸7年を迎えることになります。
創業から本当にいろいろなことがあり、
相当な苦難もあって、
ただその反面でその都度大きな学びを
いただいており、スタッフにも支えられ、
またお客様にも支えられて、
ここまでやっていくことができています。
■開業当初は不安しかない状態
だったのですが、
その不安を通り越すと「安心」という
状況へと変わっていきます。
不安である時代においては、その現状を
打破しないといけないということから、
暗中模索ではあるものの、様々な試行錯誤
をして、そこからの打開案を
考えるわけですが、
これを通り過ぎ、『安心の時代』に入ると、
その現状が安定していることから、
場合によっては変化を恐れ、何事もなく
日々を過ごしていくということにも
なりかねません。
■私にとっての感覚ではあるのですが、
【安心という領域に入ってしまうと、
そこからの進歩がない】
ように感じています。
進歩というのは、経営のみならず、
私個人としての人間の成長のことも
指しているというところ。
■したがって、安心の領域に
長く居すぎているという際には、
何かしらの挑戦をして、失敗をしよう
と動き出すようにしています。
(変な話ではありますが、
実のところ本当にそうしています。)
当然失敗は怖いのですが、失敗すること
により、『成功しない方法』を学ぶことが
できるため、結果として成功に近づいて
いくように感じる次第です。
■そのようなことから考えると、
【安心は案外怖いもの】
と考えた方が良いかもしれません。
私の場合は、不安はもちろん怖く、
逆に安心すぎるのもまた怖い面が
ありますので、
【その中庸に位置することが心地良い】
ように感じるところ。
その中庸の位置に自分が常にいること
ができるように調整することこそが必要で、
そのためには、業務外の時間を取り、
経営の思索をすることが必要なんですね。
■これは少し以前の記事でも
書かせていただいたのですが、
ここ最近は積極的に、仕事の時間を
強制終了でストップさせて、
小説やビジネス書の読書、映画鑑賞などを
積極的に行うようにしています。
そういった全くの未知の領域に足を踏み
入れることにより、
新たな着想が得られて、それが経営や人生の
成長の糧になってくるような感覚なんですね。
■そんなふうに自分を調整しながら
進んでいくことこそが大切ではないか
と、ここ最近は思い始めているところです。
どうしても安心の領域に入ってしまうと
上述したような安定思考になってしまいがち
なものですが、
実のところ、時代は日々変化しています。
そのようなことから考えると、そういった
安心の場は長続きしないと考えていた方が
良いかもしれません。
■そのようなことから、
経営者のみならず、一人の人間として
自分を律し、自分に調整を加えて、
今後の人生を見据えて経営や人生を
考えるようにしたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・不安な状況であっても、
安心である状況であっても、
結局のところは『安定していない』ように
感じられるもの。
・そのように考えると、常に時代は変化
している前提で物事を捉えつつ、
常に不安であっても安心であっても
変化を求めて動いていくことが
必要なのかもしれない。
・人によって異なるとは思うものの、
『不安と安心の中庸に常に位置すること』が
大切なように感じるところであるため、
常にいったん経営者としての立場のほか、
仕事上の自らの立場を俯瞰するが如く、
非日常の空間に身を置き、自分を
律していくようにして、
その先の経営や人生などを考えていきたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。