2024年9月12日【仕事を手放す】ことも社長の仕事
今日はファスティング3日目!
今日でファスティングは完了。
そして、明日から3日間は回復食と言われる
期間に入っていきます。
1日目と2日目はちょっと違った感覚が
ありましたが、3日目は体がどうなっていくのか
また楽しみですね。
お腹周りは確実にお肉が減っています(!笑)
さて、本題です。
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■私が経営者の方と
お話をさせていただく際に、
従業員の方の雇用に関する話題になる
ことが少なくありません。
この雇用に関する考え方もまさに
十人十色というもので、
(あくまでも私の感覚にすぎませんが)
共感できるものも、どうしても共感できない
ものも、本当に十人十色だなという
感覚ですね。
どうしても自分以外の他人を雇用する
ということですので、仕事を進める中で
経営においての予想し得ない展開が
待っているということもあるでしょう。
■しかしながら、
上述したように自分以外の他人と仕事を
するわけですので、
それはむしろ通常であると考えておいた方が
良いのではないでしょうか。
大切なのはそういった言わば不具合が出る
ことを念頭に置いて、
その前提で雇用を考えるということ
ではないかと考える次第。
■その方が自社にメンバーとして入り、
その自社の仕事を的確にこなそうとするには、
まずその環境に慣れることが大切ですし、
その慣れるまでは一定の期間がかかる
というのが通常でしょう。
そして、人のタイプにより、数週間して仕事を
覚えて成長していくタイプの人もいれば、
最初の方はなかなか成長しないものの、
要領を押さえてしまえば、
そこから爆発的に成長するということも
あるのかもしれません。
■そのようなことをも想定し、
人と仕事をする際は、柔軟な考えを持って
対応していかなければならないでしょう。
当然、その自社の理念に心底共感して
いるということは、私から言わせると
最低条件ではあると思っていますが、
十人十色の人と仕事をしていくわけですので、
一定のペースの乱れはやむを得ないもの
と捉えておいた方が良いでしょう。
■そして大切なのは、
社長自身が自分がした方が早いから
ということで、
目の前の業務をスタッフに任せずに
自分ひとりでやってしまうのではなく、
思い切ってスタッフに手渡すことにより、
スタッフに経験を通じて成長してもらう
ということなんですよね。
■どうしても上述したように、
社長自ら動いて処理をする方が
早いわけですが、
それでは、スタッフが失敗をするという
貴重な機会を奪ってしまい、
その失敗から成長するという過程も
社長自らが奪い去ってしまっている
ようなものですので、
そういった点を念頭に置いて、雇用を
考えてみると良いかもしれませんね。
■人は、仕事を任せられると、
何とかしてその仕事を全うしようと
頑張るものではないでしょうか。
したがって、社長もずっと自らの手の中で
仕事を持っているままにするのではなく、
適切にスタッフの方にその業務を手渡し、
徐々に手放していって、
そのスタッフの成長を失敗をしても良い
という前提で見届けることを考えて
みても良いかもしれませんね。
■どうしても、そういった行動をとることは、
怖いものではありますが、
そのような点を念頭に置き、
今一度自社の雇用のことについて
考えてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・雇用を考える際、大前提として、
雇用をされる側は十人十色である
ということを認識しておくべきであろう。
・人は失敗を通じて
成長していくものであるため、
適切に仕事を任せて、積極的に失敗
から成長への道を辿っていくような
ルートを、
社長自身が作ることも大切なのでは
ないだろうか。
・大切なのは、『スタッフを信じて任せる』
ということ。
そうすることにより、
スタッフもやりがいや責任感を感じ、
良い意味で失敗をし、その失敗から成長する
という流れを組むため、
積極的に社長としてスタッフに
仕事を任せて、
スタッフの成長を信じて見守ってみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。