2024年9月30日特に【広告費の支出】は慎重に
今日で9月も終わりですね。
怒涛の9月でしたが、決算や申告も
無事に終えることができました。
明日から最後の4半期がスタートします!
気持ちを新たに、これからさらに
邁進してまいりましょう!!
さて、熱くなってきたところで、
今日の本題です。
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■経営を考えるにあたり、
 利益を出すためには、
 売上を上げるか経費を減らすか、
 またはその両方を達成するか
 ということになります。
 そのような中で、売上を上げようとするには、
 先行投資として
 経費を先出しで投入しなければならない
 ということもあるのではないでしょうか。
 しかしながら、上述した通り、 
 経費を増やせば当然利益が減るわけで、
 その経費を増やすことによって本当に
 売上が上がってくるのかということは
冷静に判断しなければならないでしょう。
■その中の主たるものとして
 『広告費』が挙げられます。
 広告費に関しては、集客を目的とする
 ものであり、その集客がまんべんなく
 実行できたその先に、
 売上高が増えるということは
 通常考えられることでしょう。
 しかしながら、「本当にそうなるのか」
 ということも考えなければなりません。
 
■そもそもの第一段階として、広告費を
 投じることにより、本当に集客に繋がる
 のかということ。
 これに関しては、
 専門の業者の方にお願いをするとしても、
 その業者の方の手腕によるものも
 考えられるため、
 場合によっては、広告費を投じたものの、
 集客に繋がらなかったということが
 少なからずあるのが現実です。
 
■そしてその次の段階で大切なのが、
【集客をしたその先に成約に繋がるか】
ということなんですよね。
 集客をしたとしても、そこにセールスを
 かけて、その先に成約に繋がらない
 としたら、
 その集客は無意味なものになってしまう
 というものでしょう。
■もちろん、その集客により、その方々の
 リストを取ることができるなど、
 今後の経営に有用なものが手に入る
 とすればそれはまだ良いのですが、
 集客をしたものの、成約率が悪く、
 結果としてなんの収穫もなく、
 売上アップに繋がらないといったこと
 にならないかということは、
 入念にシミュレーションをしておいた方が
 良いでしょう。
 したがってまず考えるべきは、
 『成約率を上げる』ということ
 なんですよね。
■どうやったらその商品やサービスの
 魅力を伝えることができ、
見込み客の方が、どうしても買いたくなり、
 「どうやったらそれを買えるのですか」
 とまで聞かれるようになるのか、
 ということを、徹底的に考えなければ
 ならないでしょう。
 そういった考察なくして広告費を
 ただ突っ込んだとしても、
 その先の売上アップはどうしても難しい
 ということは念頭に置いておきたい
 ものです。
 
■最初にお話を戻すのですが、
 利益を上げるためには、
 『極力経費を使わずに売上を上げる方法』
 を考える方がまず先決ではないか
 と考える次第です。
 リアルで社長自身が商品やサービスを
 PRして回ることも大切かもしれませんし、
 無料媒体であるSNSなどを通じて、
 積極的にPRを地道に続けることも
 大切かもしれません。
 そういったことをなくして、
 ただ単に広告費を投じたとしても、
 どうしてもそこから先の制約に繋がる
 ということが難しいことも
 考えられるので、
 そういった点には要注意である
 と言えるでしょう。
■どうしても、
 どうにか経費の先行投資をして売上を作って
 いこうという思考に入りがちなのですが、
 そもそもその前の段階として、
 上述してきたようなことを念頭に置き、
 経営においてその都度の有用な判断を
 していくことを心掛けたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・利益を上げるためには、
 売上を増やすか経費を減らすか、
 またはその両方を達成するしか
 方法がないというところ。
・そのように考えると、
 極力経費を増やさずに売上を作る方法を
 考えるのが得策であろう。
・場合によっては
 経費の先行投資をして売上を作ることを
 考えるところでもあるが、
 その先に本当に売上アップに繋がるという
 確証はあるだろうか。
・経費を先行して投じる際は、
 的確にシミュレーションを重ね、
 どのように転ぶかということを幾通りも
 検討し、その検討結果をもって、
 
 経営にとって最も有用な判断をすること
 を心掛けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。






