2024年10月20日【「考える時間」をシステム化する】ことの重要性
今日は娘たちのスクールの環境美化でした。
今日の作業は薪づくり。
長い木をひたすら切っていく作業なのですが、
これがまぁ大変…
電動のこぎりが一つだったので、
ペアで作業に入っていたパパさんと
代わりばんこで作業。
電動のこぎりを使っていない時間は、
普通ののこぎりでギコギコぐにゃぐにゃを
繰り返し、あっという間に疲労が蓄積(笑)。
いかに効率よく進めるかということの
大切さを、骨身にしみて感じたところです。
さて、プルプル震える腕を抑えながら
今日の本題です。
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■弊所においては、
法人の決算のタイミングで、
その法人のお客様の利益や今後の経営の
見込みについてのお話をさせていただく
のですが、
お客様のことではあるものの、経営の今後
の見込みのお話をすることは大変楽しく
有意義なもので、
私の大好きな時間でもあります。
■そして、そのような時間を通じて感じるのが、
「自分自身の経営の見直しもしっかりと
していかないとな」ということなんですね。
もちろん、適宜経営全体の見直しなどは
しているのですが、
お客様とこういったお話をさせていただく
たびに、その気持ちを再度思い起こすことが
できるという感覚です。
■どうしても経営者としてプレイヤーに
専念している状態であれば、
実務の時間で日々が追われてしまい、
こういった経営の思索をする時間が
取れないものなのですが、
経営の全体像を常に把握して
いかないことには、時代は刻一刻と
変化しているもので、
市場も同じく変化しているものですので、
少し前にうまくいっていた経営の方法が、
現在においては愚策であったりする
ことになっていたりするものです。
■そういった点において、
やはり経営の思索の時間を天引きする
ということは何より重要ですので、
時間が取れないからこそ、
こういった天引きの時間を調整するのは
大切ではないかという感覚なんですね。
■また、この経営の思索をする時間は、
『考えること』に集中しますので、
案外脳も体もぐったりするというもの。
そのように考えると、
毎朝早朝の時間と、すべての仕事が終わった
時間などに10分から30分ずつ天引きして、
経営の思索の時間に充てるということが、
場合によっては有効なのかもしれません。
また場合によっては、自らの集中力の
持続具合により、
その他の時間にそういった時間を天引き
することもまた、大切かもしれませんね。
■ただ一つ言えることは、
こういった時間を天引きしないことには、
「時間がない」とただの言い訳をする
ことになってしまい、
日々が自転車操業的に終わっていく
可能性があるということ。
こういった前提を意識する中で、
原則ととして、
「経営の思索の時間は取らない自分がいる」
ということを認識し、
その自分に杭を打つべく、そういった
経営の思索をする時間を毎日天引きする
ということを心掛けるように
したいものです。
■…とここまで書いてきたのですが、
これは私自身に対する戒めという
部分もあり、
私自身もこういった弱い部分が
事実としてありますので、
改めて、そういった経営の思索をする
時間を明確に天引きすることを
意識して、
日々の時間を有意義にしたいと
考えている次第です。
■何度も申し上げますが、
どうしてもこういった時間は
時間の天引きをしないことには作れない
ものですので、
ぜひ意識的に日々の時間から時間を
天引きして、経営の思索に充てる時間を
作るようにしてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者としてプレイヤーとして動いていると、
経営の思索をする時間自体が取れなくなる
というところ。
・また、経営の思索をするということは
『考える』という行動になるため、
脳も体もかなり疲れるものという前提は
持っておいた方が良いだろう。
・したがって、朝と夜に少しずつ
こういった時間を天引きすることを
習慣付け、
自分自身にとって最も集中力の高まる
時間に、この経営の思索をする時間を
もってきたいものである。
・経営者として、この『経営の思索』をする
という行為は、
経営において最も重要な要素であるため、
常に経営の全体像を俯瞰して、
その時々の最善の一手を常に模索し続けたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。