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トップページ ブログ > 税務について > 法人設立に際しては、様々な方向から状況を考えるべし

2024年10月22日法人設立に際しては、様々な方向から状況を考えるべし

昨日は以前ご縁のあった方と、
1年越しにお会いすることができました。

こちらのメルマガもご購読いただいていて、
思い出してお問い合わせをいただいたことが
すごく嬉しかったですね。

今は所内の立て直しの時期ではありますが、
早急に所内体制を再構築し、

さらに幸せの『わ』を拡げるべく、
スタッフと共に邁進してまいります!


さて、本題です。


------------------


■法人を設立するにあたっては、 
 様々な事項を決定していく必要があります。

 まず法人名に始まり、役員を誰にするのか
 といったことや、そもそも合同会社や
 株式会社などの組織をどうするのか  
 
 といったこと始まり、

 決算月や事業目的、資本金の額を決定
 していく必要があります。

 そのような中で、そもそもの法人の
 設立する目的はどのようなもの
 でしょうか。


■場合によっては個人事業が順調に進み、

 また当初から経営成績が順調に進むもの
 と見込まれ、法人を設立するという流れ
 かもしれません。
 
 そのような言わば節税目的などの際は
 さほど影響はないのですが、

 外部との取引の関係や、金融機関からの
 融資を見据えた際の法人設立に際しては、

 様々な点について注意をしていく必要が
 あるというところです。


■まず株式会社か合同会社かについてですが、

 これは基本的に『株式会社』を私はお勧め 
 しています。

 というのも、合同会社はその設立費用が
 10万円弱ほどで設立できるものであるため、

 株式会社設立費用の30万円弱に比べ、
 簡単に法人設立ができるという
 イメージなんですね。

 それであるからこそ、合同会社は簡単に
 作れてしまう法人というイメージが
 先行しており、

 現に、金融機関の評価においても、
 合同会社だと評価が低めになる
 という印象です。


■そして、資本金については、
 なるべく高い金額に設定することを
 お勧めしています。
 
 これについては合同会社であっても
 株式会社であっても同じことなのですが、

 基本的に金融機関の融資を見据える際は、
 最低でも100万円の資本金は設定したい
 というところです。

 金融機関の評価の際は、この資本金の額 
 により、印象が変わるということが
 ありますので、

 そういった点には要注意であると言えます。


■資本金については、
 会社に出資する金額ですので、

 基本的には会社が解散したり、または
 その株式を第三者に譲渡したりといった
 ことが起こらない限りは、

 出資した個人のもとに返ってくることは
 ないと考えた方が良いでしょう。

 しかしながら、それであるが故に、
 金融機関の評価も高まるというところ
 なんですね。


■また場合によっては、

 得意先にそのような資本金の情報を公開
 せざるを得ないケースもあるかも
 しれません。

 大企業との取引の場合には、
 そのようなことも少なくないため、

 そういった点も念頭において、
 この資本金については決定するべき
 であると言えるでしょう。
 
  ■また決算月についても、法人において  利益が上がる時期など的確に見定めて、  それから逆算して決算月を検討する  必要があるというところ。  またその他にも、繁忙期が決算月や  申告月になってしまうと、  事務作業の面で大変になってしまうこと  が想定されるため、  そのような点にも注意が必要である  と言えます。 ■上述してきたように、  法人設立に際しては様々な点に配慮し、  自社に即した目的を見い出して、法人の  様々な事項を決定する必要があります。  そのようなことを念頭に置き、法人設立  の際は上述してきたようなことに  注意をして、    決して誤ることのないような法人の  設立の仕方を検討するようにしましょう。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・法人設立に際しては、法人名や法人の組織  (株式会社や合同会社など)、  事業目的、資本金の額、決算月など、  様々な決定事項があるものと  心得ておくべし。 ・金融機関の融資を検討する際は、  株式会社で、かつ、資本金は100万円以上を  設定することを前提にしたいところ。 ・法人設立の際は、そういった外部との  関係をも重視して、  自社の目的に沿うように様々な決定事項を  吟味し、決して誤ることのないように、  法人設立を検討したいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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