2024年12月23日物も表現も「シンプルに!」
インフルピークもようやく過ぎ去り、
家族もだんだんと快復に向かっている
ようです。
ここからは年末調整が本格化してくるので、
さらに体調管理には注意して、
乗り切っていこうと思います!
さて、本題です。
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■あっという間に12月も終わりに
近づいているというところで、
税理士事務所としては、年末調整が
スタートし、怒涛の繁忙期に突入したな
という感覚です。
こういった繁忙期の際は、様々な業務を
並行的にスピード感を持って進めていく
ことになりますので、
何かと中途半端な行動が増えていって
しまいがちなものなんですね。
■その中でも、
仕事をしながら読書をしたり考え事を
したりなどということもありますので、
デスクの周辺が思いのほか散らかって
しまっているということも
少なくありません。
(読みたい本も山積み…笑)
ただ、そのような状況だと、いろいろなもの
に認知を奪われてしまうことになるため、
生産性が一気にダウンしてしまうという
ことにもなりかねません。
■現にデスクの周りが散らかっている状態では、
生産性がダウンして集中力も続かない
という実感があるというところです。
そのような際、デスクの周りを整理して
片付けていくという行動はもちろん
大切なのですが、
その前に、いったんゼロにしてしまうという
ことも大切です。
■どういうことかと言えば、
ひとまず身の回りのものをすべて目につく
ところから排除し、部屋の外に出すなど
ということをします。
そして、本当に必要なものだけを
ピックアップして、
周りに置いていくということ。
今の自身が置かれているステージにより、
本当に必要なものは変わってきますので、
こういった定期的な行動をすることにより、
場合によってはなんとなく必要だと思って
いたものが、今のフェーズにおいては
必要がないものということもあるかも
しれません。
■そういった厳選されたものだけを
身の回りに置くことにより、
そのごく少数のものだけにしか
目に止まらないことになりますので、
余計な認知を奪われなくてすむという
ことなんですよね。
■こういったことについては、
『言語や表現』においても、
同じことが言えます。
どうしてもウェブサイトやインターネット上
の文章が長文であればあるほど、
そこに目を持っていくこと自体が億劫に
なるというもので、そのような気持ちに
させてしまっては、
せっかくの目を通してもらえるチャンス
を逃してしまうということにも
なりかねません。
■もちろん、あえて長文を書いて、
その長文を読んでくださる人だけを
ターゲットにしていくというのも
一つの方法なのですが、
もしそれが想定外の結果になっている
としたら、長文で書くというよりも
端的に表現していくという方が良い
かもしれませんね。
■少し前に…いや結構前かもしれませんが(汗)、
「そうだ京都、行こう」という広告の
フレーズがあったように記憶しています。
(今調べたところ、現在も使われて
いました^^。)
https://souda-kyoto.jp/index.html
そこから想起されるのは、京都と言えば
どのようなものがあっただろうか
ということ、
そして思い切って京都に行ってみよう!
という行動をとってみたくなるような
感覚です。
■これぞまさに研ぎ澄まされた短文であり、
無駄な要素を削り落とした結果の文章である
一方、端的に京都へ旅行をする大切さや
意気込みを言い表しているような気がして、
たった一言ではあるのですが、すごく
心が揺さぶられるような感覚です。
■こういったことにおいては、
物的なものであれ、
その反面とも言える文章の表現であれ、
【端的にコンパクトにしておく】
ということが、重要なのかもしれません。
■そのような、
【いったんゼロベースにして、そこから
再度組み立てる】
という発想を持つことにより、
経営の改善が見い出せるかもしれませんので、
そのようなことを念頭に置いて、
ゼロベースで思考するということを
試してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・身の回りに目につくものが多ければ多いほど、
そこに対して余計な認知が奪われ生産性が
低下してしまうというものであろう。
・こういったことは文章においても
同じことが言え、
長文であればあるほど、読み手側の目に
止まりにくくなることが一般的であるため、
端的な表現を心掛けると良いと言える。
・物であれ、目に見えない表現などであれ、
極力無駄なものを削り落としていった結果、
研ぎ澄まされた環境や表現になることが
想定されるため、
そのようなことを念頭に置いて、
経営者としてゼロベースで思考することを
心掛けて、
経営の圧倒的な生産性や集中力を高める
ための行動をとっていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。