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トップページ ブログ > 経営のこと > 経営は【戦略から戦術の順で】組み立てる

2024年12月27日経営は【戦略から戦術の順で】組み立てる

今日で仕事納め…という方が多いのでは
ないでしょうか。

業務としては本日で終了。

…その一方で、ここから経営者として
世間が静まっている間にしっかりと
アドバンテージを付けておくことも
かなり重要です。

年末年始は経営の思索をする
絶好のチャンス!

ぜひこの経営者としてのゴールデン
タイムを悔いなく過ごすように
したいものです。


さて、本題です。


------------------


■年末が近づくにつれて、

 今年の経営の総括のための振り返りを
 しているということも多いのでは
 ないでしょうか。

 こういった総括をするということは経営
 についての全体の見渡しをすることであり、

 目先の売上や利益を追い求めるというよりは
 むしろ、長期的な視点で物事を捉えることが
 できますので、

 大変良い機会ではないかなと感じています。


■そして、こういった経営についての
 全体的な視点を持つことは、

 こういった年末というタイミングのみならず、
 最低でも毎月1回は設けた方が良いかな 
 という感覚です。

 それをせずして日常の仕事に入ってしまうと、
 いわば自転車操業的な経営になってしまい、

 その日暮らしとも言える状況になる
 ということが少なからず見受けられます。


■こういったことについては、
 『戦略と戦術』の違いとも言えるべきもので、

 目先の業務をただひたすらこなしていく
 ということは、その分野の専門家として
 当然必要なことであり、

 その専門家としての得意分野を最大限活用
 できているため、その道のプロとしては
 大変素晴らしいことであると言えます。


■その結果もあって売上や利益が上がってくる
 というところですので、

 そういった点はかなり重要であると言える
 でしょう。

 こういった通常の日常業務において、仕事を
 特定の技術を持って進めていくということは、

 上述した『戦術』の方に該当します。

 読んで字の如くなのですが、

 戦うための術を利用していくのが戦術で
 ありますので、

 その道のプロとしては、この戦術を徹底的に
 利用して経営を進めていくことになります。
 
 
■そして、経営全体を見渡すのが『戦略』。

 戦略とは、これも読んで字の如くなのですが、
 『戦うための策略を考える』ということ
 なんですよね。
 
 戦国時代などには、

 その策略を考えるプロである軍師という
 ポジションの人がいたと理解していますが、

 経営においても経営戦略などと言われる
 ように、『経営における戦い方』を検討する
 ことは、大変重要と言えるでしょう。
 
 イメージとしては、戦略という視点を持ち、
 経営の大局を俯瞰する。

 そしてその大局を見た上で、具体的な
 戦い方である戦術を検討するという順序
 なのかなという感覚ですね。

 


■この戦略を検討せずして戦術のみに
 いってしまうと、

 その状況次第では見当違いな戦い方に
 なっている可能性もあります。

 そのような視点から考えると、必ず戦略を
 立ててそれを戦術にしていくという順序で
 あるべきと言えるでしょう。


■どうしても日々戦術のみで仕事を
 こなしている環境下においては、

 そういった戦略を検討する時間が取れて
 いないことも少なからずあると
 思うのですが、

 それは本末転倒であり、戦術で仕事をする
 前に、まずは戦略を立てる時間を捻出して、

 戦略から戦術へと移動していくという視点
 を持ちたいところです。


■ちょうど年末というタイミングですので、
 改めて経営的な戦略を検討して、

 そこの大局を掴んだ上で具体的な戦術は
 どのようにすれば良いかということを
 思索して、

 経営者として経営の方向性を今一度検討して
 みると良いかもしれませんね。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・経営においての『戦術』は、
 日々の仕事をプロの技術をもとにこなして
 いくというものであり、

 その反面『戦略』とは、
 経営の戦い方の策略を立てるということで、

 まず経営の大局を掴むという面で、
 戦術の前に来るべき性質のものである
 と言える。


・戦術のみで経営をしていると、
 自転車操業的な経営になってしまうが、

 戦略を立てることにより経営の大局を掴む
 ことができるため、経営の全体像が見渡せる
 というところ。


・そのような観点から、必ず戦略から戦術へ
 という順序で経営を俯瞰することにより、

 会社にとって最も有意義な経営の進め方を
 検討したいものである。

 

今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

 

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