2025年4月20日「新事務所を見に行ってきました!」~固定費の続きのお話
今日は新たな事務所の内見に行って
まいりました。
今回は事業は拡大している一方で、
リアル事務所の必要性は減少している
ことから、
事務所の方は規模縮小ということで、
動いているところです。
頼らせていただいているのは、
ブルーエステート株式会社の横川さん。
横川さんには、弊所の開業当初の
天神事務所時代からのご縁で、
いつもまさに「お客様の立場に立った」
ご対応をしていただいています。
事務所はそれなりの固定費
となりますので、
この見直しができることは
本当に大きなことなんですよね。
さて、そんなことから本日の本題です。
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■固定費として最も大きい家賃
多くの企業にとって、
家賃は最も大きな固定費の一つです。
事務所を構える際、
最初は「この場所であれば十分だろう」
と感じても、
経営の成長に伴ってその広さや立地が
本当に必要かどうかが変わってきます。
例えば、経営規模やスタッフの人数
が増えた場合、
事務所の規模やレイアウトが
不便になることもあります。
また、場合によっては、
弊所の今回の状況のように、
「リアルなオフィスが本当に必要なのか」
という問いも出てくるかもしれません。
リモートワークが普及し、
オンラインでのコミュニケーションが
主流になる中で、
オフィスの場所が必ずしも重要では
なくなってきている企業も、
実のところ多いはず。
例えば、ある企業では、
家賃が高額な都心のオフィスを
持っていたが、
その後リモートワークの導入を進め、
オフィスを縮小することを決断。
これにより年間数百万円のコスト削減を
実現しました。
このように、事業規模に合った
適切なオフィススペースを選ぶことは、
経営のコスト効率を大きく左右します。
■固定費は知らず知らずに増大するもの
経営が安定してきたと感じると、
次第に「この程度の支出は大丈夫だろう」
と考え、増え続ける固定費を
見過ごしがちになります。
このことは、「どんぶり勘定の発端」
とも言えるかもしれません。
人間に欲求があれば、知らず知らずに
その欲求を満たしていくが如く、
固定費も次第に増加していくことは
少なくないでしょう。
初めは「必要だろう」と思っていた支出も、
長期間にわたって続けていると、
その重要性や効果が薄れてしまう
こともあります。
■定期的な見直しが大切
毎月の支出が続く中で、
どうしても見落としがちな固定費。
定期的に見直しを行うことが経営において
非常に大切です。
特にサブスクリプションモデルの経費や、
定期的に契約しているサービスは、
「契約した当初は必要だったけれど、
今はどうだろう?」
と自問自答することが必要です。
■経費を見える化し、問題を明確にする
昨日の記事でも書かせていただきましたが、
経費削減を進めるためには、
会計を見える化することが非常に重要です。
<2025年4月19日まず第一に見直したい
【固定費】について>
https://muratax.com/2025/04/19/8883/
毎月の経費を確認することで、
無駄な支出に気づきやすくなり、
「本当に必要なものか?」
という問いが自然と浮かんでくるのです。
会計を定期的に見直し、
経営に直結する情報を把握することが、
経営の改善に繋がります。
■会計と経営の密接な関係
少なからぬ経営者は、
会計を経営の中で後回しにしがちですが、
実は会計は経営に直結している
ということを忘れてはいけません。
正確な会計管理を行うことで、
経営改善のための問題点を明確に
できるわけですね。
■固定費削減で財務改善
固定費を削減することで、
会社の財務内容が劇的に改善される
ことも少なくありません。
そのため、経費の見直しを定期的に行い、
「無駄な支出を減らす」という視点を
持つことが、
経営の健全性を保つために
非常に重要です。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・売上を上げるためには、
まず経費削減から始める。
・経費の見直しは、利益に直結するため
効果的である。
・会計は経営に直結する要素であるため、
明確な「見える化」を進めるべきである。
・固定費を削減することで、
会社の財務内容を劇的に改善できる。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。