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トップページ ブログ > 税務について > 【発生主義により経理をする】メリット

2025年5月8日【発生主義により経理をする】メリット

今日はかなり難しい経理の打ち合わせで、
夜遅くまでお客様と脳を酷使して
いました笑。

かなりヘトヘトではありますが、
早く形にできるように、

最後まで脳を緩めることなく、
頑張っていきたいと思います!

さて、本日の本題です。

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■経営における数値管理

経営を考えるにあたり、
財務的な数値は経営を表す指標として
非常に重視しなければなりません。

その中で、損益の管理と資金管理は
別々に入念に行う必要があります。

損益の管理と資金の入出金は
異なる概念であるため、
その違いをまず意識することが大切です。


■発生主義の重要性

損益については、
その月の成果を正確に反映させる必要があり、
発生主義による会計を行うことが重要です。

発生主義とは、現金の入出金に基づいて
売上や経費を計上するのではなく、

その月に業務を行った実績に基づいて
計上するという考え方です。

例えば、3月に実際に仕事をして
納品を行い、4月に入金があった場合、

3月に売掛金と売上高を計上し、
4月にその売掛金を消し込むことになります。

これにより、売上高は3月に計上され、
4月には売掛金の回収処理が行われます。

これを現金ベースで計上してしまうと、
売上は4月に計上され、
3月の成果が反映されなくなって
しまうことになるわけですね。


■発生主義によるメリット

発生主義の計上には、
もう一つの大きなメリットがあります。

それは、

【入金漏れや支払い漏れを防ぐことができる】

という点です。

売掛金や未払費用、買掛金などを発生主義で
計上することにより、

これらの項目の残高が管理され、
入金漏れや支払い漏れをその残高の動きを
見て確認することができます。

このような前提でリアルタイムで
会計を仕上げることができれば、

月末までに入金されるべきものが
入金されていない、

また本来支払うべきものが
支払われていない場合に
気づくことができることに。


■経営の指標としての経理

経営において、経理を疎かにすると
経営の数字が正確に把握できなくなり、

経営成績が適切に反映されないことに
なります。

経理は経営の指標を表すものですので、
その重要性を再認識することが大切です。

経営者として、日々の経理を心がけ、
正確な数字をもとに経営を
進めていくことを心掛けたいものです。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・発生主義で経理を行い、その月の儲けを
正確に把握し、資金管理とは別にしっかりと
利益を見える化することが大切である。

・発生主義により経理をすることで、
売掛金や未払費用などの貸借対照表項目の
残高に注視し、

入金漏れや支払い漏れを防ぐことができる。

・経理から得られる数字は
経営の写し鏡であるため、

経営者としてその重要性を認識し、
経理を真摯に捉えて、
経営の真の姿を反映させるよう
心掛けたいものである。

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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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