2025年5月12日自社の経理の最適化について
今日はほぼ終日面談の日でした。 業務がかなり危険なレベルになって いますので、 いち早く立て直しをはからないとなと 思っているところです。 さて、本日の本題です。 ================== ■経理の手放しとタイムリーな管理 お客様との契約において、事業拡大に伴い、 【経理を手放す】 という選択肢を提案することが よくあります。 従来の方法では、領収書などをお預かりし、 会計入力を行い、 試算表を仕上げて報告します。 しかし、この方法では、 会計処理が翌月になってしまい、 結果として前月の成績が遅れて 把握されることになります。 ■経理のスピードアップ 例えば、3月分の会計が 4月末に仕上がった場合、 その時点での経営分析は可能ですが、 逆に言えば、 4月の終わりにはまだ3月分しか見えない という状況になります。 経理をお客様側で行うことで、 リアルタイムで会計入力が可能となり、 【タイムリーな経営分析】 ができるようになります。 これにより、経営状況の把握が早くなり、 即時の対応が可能となるのです。 ■経理の認識とミス こちら側で経理を進める過程で、 領収書をお預かりした際に、 経費として誤認してしまうこともあります。 例えば、お客様からプライベートで 支払った領収書を誤って預かってしまった 場合、これを経費として入力してしまう ことがあるんですね。 こういった場合、認識のズレが生じ、 経費が実際の状況を反映しないこと に繋がります。 ■経理の自社対応のメリット そのため、経理を自社で行うことで、 このような認識のズレが解消され、 リアルタイムで経理が進んでいきます。 また、現金の管理もスムーズに進み、 【経営数値が即座に把握できる】 ようになることに。■タイムリーな経営判断 経営の数字がタイムリーに把握できると、 その後、経費の見直しが可能となり、 より効率的な経営に繋がります。 そして、数字に基づいた経営判断が できるようになるのです。 ■経営成績の正確な表示 経理の処理がきちんと行われ、 経営成績が正確に表示されるようになると、 その数字は経営判断の指標となり、 経営の方向性を決定するための 重要な材料となることが考えられる でしょう。 経理を面倒に感じることもありますが、 真に会社の状況を理解しているのは、 その会社にいる社長や従業員の方で あるという事実があります。 ■自社で経理を完結させる 上述したように、会社が成長していく中で、 経理を外部に任せず、自社で完結させる ことが、時に経営の展開において 重要な要素となります。 表立って見えることではありませんが、 経営の未来にとっては非常に有用です。 経営の希望を見据えるためには、 適切な経営の定点観測が欠かせません。 ■ただし、例外も 経営者ご自身が経理をしている場合、 時にはその経理に費やす時間が 経営の本来的に投下すべき時間を 圧迫してしまい、 経営においてのマイナス要素と なり得ることもまた、考えられます。 場合によっては、そのようなことも 想定されるため、 自社の状況を適切に俯瞰し、 その時々の状況で最適な経理の解を 選んでいきたいものですね。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・経理は(基本的に)自社で完結 させたいところ。 ・経営成績の正確な表示は、 経営判断にとって重要な指標。 ・経理を通じて、経営の未来を 見据え、適切な判断を下すことを 心掛けたいものである。 --- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。