2025年6月24日何よりまず第一に考えるべき【人生の大義】
今日はほぼ終日、
事務所の引越しの日です。
今回の事務所は、現状の事務所と
比べて縮小する方向なのですが、
現状のリモート勤務や、
昨今もZoomが増えていることも鑑みて、
この選択をしたというところです。
さて、本日の本題です。
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■最近のことなのですが、
とある知人を通じて、そのまた知人
から、個別にご連絡をいただいた
ということがありました。
その方は、税理士試験を目指されている
最中で、実務経験はないものの、
税理士に対して大きな憧れを持って
日々勉強されているとのこと
なんですね。
(まず、直接連絡しよう!という
心意気がすごいなと思いました。)
■思い返せば私も当初は、
税理士になって独立開業したいという、
ただそれだけの理由で
勉強を始めました。
それでも、その小さな熱意を
原動力にして、
学びを続けていたように思います。
とはいえ、私は税理士試験合格までに
14年も費やしてしまいましたので、
決して偉そうに言える話では
ありませんが(笑)、
あの情熱が勉強を継続する原動力に
なっていたことは間違いないと
感じています。
■こういったことは、
税理士試験に限らず、経営や人生に
おいても大切なことなのでは
ないでしょうか。
大切なのは、
「何のために仕事をしているのか」
という視点です。
これは仕事をしていく上で
とても重要な問いだと思います。
■「仕事」と一言で言っても、
これは経営者に限らず、
サラリーマンとして働く方にも
共通する話です。
経営者であれば、
当然のことながら自社の経営に
関する仕事ですので、
相当な責任感と緊張感を持って
取り組む必要があるでしょう。
そしてサラリーマンの方については、
自社の経営理念をしっかりと理解して、
その会社が世の中に商品やサービスを
提供する際に、
何を大切にしているのかを的確に捉えて、
行動していく必要があります。
■往々にして、
経営者側も勤務している側も、
こういった根底の部分が崩壊して
しまっていると、
良い商品やサービスを生み出すことは
難しいと私は考えます。
ドライブに出かけようとしても、
ガソリンがなければ前に進むことすら
できないように、
行動の燃料とも言える起爆剤がなければ、
やはり進む力が湧いてこないものです。
■このような「軸」を理解しながら、
それを日々の経営や人生に落とし込み、
常に自分自身の生き方や経営理念、
仕事の在り方について思索を巡らせる
ことは、かなり重要なことだと
私は考えています。
■そもそも明確にすべき順序としては、
まず「自分の人生」があって、
その人生のQOL(生活の質)を最大化する
ことが大切だということ。
その人生という大きな土台があって、
その上に家庭や仕事が成り立つはず。
■往々にして、
この「人生の大義」を明確にしないまま
進んでいる方が、
少なからず経営者の中にも
いらっしゃるように思います。
かくいう私自身も、
常にこの人生の大義を見出せているか
というと、
やや怪しい部分もありますので(汗)、
こういったことは意識的に明確にして
いかねばと感じています。
■また、この「人生の大義」というものは、
自分を取り巻く環境によって
刻一刻と変化していくものです。
その変化に気づき、
必要に応じて方向修正をしながら、
家庭や仕事へと紐づけていくこともまた、
とても重要だと思う次第。
■どうしても日々忙殺されていると、
こういった根幹の部分を
ないがしろにしてしまいがちです。
しかし、そういった基盤こそが、
人生において最も大切なものであるはず。
だからこそ、一度立ち止まって
自分自身の全体を俯瞰し、
人生や経営、仕事についての在り方を
改めて考えてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・今の自分に「人生の大義」は
あるだろうか。
・まず、自らの人生の大義があって、
そこから初めて、仕事や家庭の中で
成し遂げたいことが明確になってくる
というもの。
・こういった人生の大義を見渡すことを
大切にし、その時々の自分の行動が
適切かどうかを省みながら、
人生や仕事を、明確な視点を持って
進めていきたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。