2025年7月8日「時間がない!」は歪んだ認知
今日はあえて最小限の予定だけにする日に しています。 源泉所得税の納期限まで 残すところあと2日となりましたので、 抜かりなく、源泉所得税の業務に 取り組んでいきたいところです。 さて、そんなことから本日の本題です。 ================== ■私がよくいろいろな経営者の 方とお話をする中で、 「時間がない」ということを 耳にすることが少なくありません。 私自身もここ最近は 毎日の冒頭で源泉所得税の 納付について触れている通り、 まさに「時間がない」という感覚 になっています。 ■しかしながら「時間がない」というのは、 そもそも認識の大きなズレを 起こしているというもので、 少しだけ偏屈な話のように 聞こえるかもしれませんが、 時間は1日24時間で万人において 共通であるはず。 その中で「時間がない」というのは、 完全なる認知の歪みと言えるもの なのではないでしょうか。 ■そのような前提を置いた中で、 時間がないと感じる真の原因は どこにあるのかを考えることが かなり大切ではないかと思う次第。 そのような際に、今一度、 【自分自身が一日の中でどのような 時間の過ごし方をしているか】 ということを、ぜひピックアップして 俯瞰してみてほしいところです。 (↓参考記事↓) <2025年4月23日「タスク管理方法を 戻しました!」日々の変化の重要性> https://muratax.com/2025/04/23/8896/ ■具体的に言えば、 GoogleスプレッドシートやExcelなど (もちろん手書きでも結構ですが)に、 今日一日、目を覚ましてから どのような行動をとっているかを、 逐一こと細かく書いていくということ。 ■この「逐一こと細かく」ということが 大変重要で、 自分の中でスルーしてしまっている ような小さな行動を一つひとつ 把握することが大切なんですね。 歯を磨いたり、ひげを剃ったり、 コーヒーを入れたり飲んだり、 SNSを見たり、知らず知らずYouTube を観ていたりなどというようなことを、 こと細かく書き留めていきます。 ■そのような行動を一つひとつ、 「何時何分から何時何分まで 行動したか」ということを 書いていくわけですね。 そのように、自分自身の一日の 行動を可視化する中で、 もしかすると何度か同じような行動を とっていることに気がつくかも しれません。■オフィスなどで言えば、 例えばですが、プリンタまでの距離が 遠く、印刷してプリンタまで行って、 また 戻ってきて仕事をし、印刷して またプリンタに行って戻ってくる… などということ。 ■こういった行動が多くなると、 どうしてもその動いている 時間を奪われますし、無駄に動くこと により、集中力が低下するということ も考えられるかもしれません。 ■私はそのような観点から、 プリンタについては、座って手を 伸ばして届くところに置いている という状況です。 というより、そもそも印刷しなくても 良いような、オンラインで完結する ような仕組みをとっていますので、 まず印刷をすること自体が 少ないという状況もあります。 ■そんな中で、最も多くの時間 を侵食しているのが、 【なんとなく過ごしている時間】 ではないでしょうか。 前述した例でいくと、 SNSを開いたり、YouTubeを知らず 知らずに観てしまったりなど ということ。 ■そういったことが、 もしかすると大きく「時間がない」 という感覚に火をつけているのかも しれません。 大切なのは、前述したように 【まずその日の行動を完全に一度可視化 して、無駄な行動を洗い出す】 ということなんですね。 ■もし、SNSのチェックやYouTube視聴を その日のうちに何度かしているようで あれば、 あえてそういった時間を天引きして、 「30分だけSNSやYouTube視聴に使う」 と決めてしまえば良いかもしれません。 ■いっそのこと、スマホを手の届かない ところに置いてしまうということも 一つでしょうし、 スマホのアプリなどから そういったSNSやYouTubeを削除する ということもまた良いかもしれません。 ■大切なのは、極力計画的に時間を 過ごしていくということにより、 【単位時間あたりの生産性を 最大に高めていく】 ことではないかと私は考えます。 ■どうしても毎日同じようなルーティン で過ごしてしまいがちなものですが、 そのルーティンがそもそも 間違っていることも考えられますので、 そのようなことを念頭に置いて、 今一度毎日のスケジュールを見直して、 「時間を作る」ということを心がけて、 前向きに単位時間あたりの生産性を 高める努力をしてみては いかがでしょうか。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・時間がないという感覚は、 理論的に間違っているものと 認識すべし。 ・時間を生み出すために、 今一度自身が一日で具体的にどのように 時間を過ごしているかを書き出して 可視化したいところ。 ・その可視化したスケジュールを見直して、 無駄がないかを確認して、 すべてのことを計画的に組み立てる 努力をしたいところ。 ・時間は万人にとって共通して 決まっているものであるため、 単位時間あたりの生産性を 極限まで高めるべく、 日々の行動を改めて努力を続けて いきたいものである。 --------------- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。