2025年7月16日お客様が【真に求める結果】にフォーカスする
今日はほぼ終日面談の日でした。
今日はChatGPTが一時的にダウンしたりと
想定外のことがありましたが、
こういった際に、恵まれたツールとともに
仕事も生活もしているんだなと、
感謝の気持ちが生まれてくるものです。
さて、本日の本題です。
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■先日の記事の中で、
韓国料理について感動したということを
書かせていただきました。
<近くの韓国料理屋さんの「すんごい
サービス」からの経営視点>
https://muratax.com/2025/07/14/9178/
今日もそれに続けます。
■我々売り手側については、
お客様の求める商品やサービスを
提供するべきなのですが、
往々にしてそのお客様が求めている
商品やサービスの質と、
我々が提供しているその質とは
異なることが見受けられます。
■例えばですが、洋服屋さんを
例として考えると、
お客様としては、デートに最適な
洋服を探しにショップに
来たにもかかわらず、
店員さんはそのニーズを察する
ことなく(察しようとせず)、
単にその方に似合いそうなものを
チョイスしてみたり、
または高額な洋服を売りたい
ということから、
そのような視点で接客をして
しまっているということが
あるかもしれません。
■こういったことにおいては、
お店側が売りたい洋服と、
買い手側が真に求めている
「デートにバッチリ似合う洋服を
買いたい」
というニーズがマッチしておらず、
ボタンの掛け違いを生んでしまう
ということになるわけですね。
■我々、税理士業界においても、
いわゆる税理士業界のコンサルタントが
広告やマーケティングの
いろいろな提案をしてこられる
わけですが、
我々としてはそういった
大手のマーケティング手法ではなく、
一人ひとりのお客様と濃密に
対話をしていくというスタイルで
接しています。
そもそも先方が提供している
そのような広告やマーケティングツールと、
我々が求めているそれとは
かなりかけ離れているという状況
なんですね。
■よく言われることですが、
ドリルを買いに来る人は、
そのドリルを求めているわけではなく、
そのドリルにより「穴を開ける」
という効果を期待して
ドリルを買い求めようとしている
ということなんですよね。
まさにこれがそれを説いた書籍。
■我々はどうしても専門家として
ドリルを売ることだけに
着目しがちなのですが、
大切なのは「穴を開ける」という
究極の目的を追求することですので、
決してドリルを売ることが
最適解とは限らないということは
念頭に置いておくべきでしょう。
■どうしても専門家としての
商品やサービスを提供することに
思考を奪われてしまいがちなのですが、
真に大切なのは、
【お客様が真に求めているニーズを
的確に察知して、
そのニーズに基づく商品やサービスを
提供すること】
であるはず。
■単純なことではありますが、
案外経営者として日々動いていると
こういった感覚は麻痺しがちなもの
ですので、
今一度、自らのお客様が
真に求めている商品やサービスを吟味して、
それを経営に落とし込む努力を
してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・売り手側が提供する商品やサービスと
買い手側が期待するそれとは、
往々にして乖離しているもの
と心得ておくべし。
・お客様が真に求めているのは
ドリルではなく「穴」であるという
ことを意識し、
自社の商品やサービスとその効能を
丁寧に一致させていく努力を
怠らないようにしたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。