2025年7月18日これが故に重視したい【お客様との信頼関係】
今日は金曜日ですね。
今日はほぼ終日面談なのですが、
昨日、新事務所のWi-Fi環境が整い、
午後から新事務所での初めての面談
となります。
また、心機一転仕事に取り組んでいきたいと
思うところです。
さて、本日の本題です。
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■税理士の仕事をするにあたり、
お客様との信頼関係は
本当に重要だなと感じています。
税務に関しては、
その解が各人様々ということがあり、
どうしてもそれぞれの人にとっての
最適解を導き出す必要があるため、
その最適解を発掘するために、
信頼関係はかなり必要ということ
なんですよね。
■ごく一般的な論点で
税務の正解を考えようとすると、
当然のことながら、
その一般論的な正解に落ち着くわけですが、
それが必ずしも正解とは限らず、
その方の置かれた状況によって、
実のところの解は異なるということも
また言えるところ。
■例えばですが、
親族間の給与や業務委託報酬などの
やり取りは、基本的にNGではありますが、
これが法人と個人となると
話は変わってきます。
<親族が事業から受ける対価-国税庁HP>
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shotoku/11/01.htm
■法人、個人同士のやり取りであれば、
そもそも同一生計の経費の行き来が
認められないという所得税法の規定
がある一方、
法人と個人については、
これが別人格となるので、
その仕事が実際に行われていることを
証明する請求書や契約書があり、
そしてその金額も一般的に妥当と
認められるものであれば、
経費として計上することが可能となる
わけですね。
■また、役員報酬の最適解についても、
その方の生活状況に応じて、
税務の最適な役員報酬の正解のみならず、
実際に生活に必要なお金を見越して
役員報酬を設定して提案させて差し上げる
ことも重要です。
■そのようなことから、
信頼関係がないことには、
この税理士の仕事は成立しないなと
感じています。
このことについては、
どの仕事においても共通して
言えることであり、
結局のところは、商品やサービスを
お買い求めいただくお客様にとって、
その商品やサービスがそのお客様にとって
真の価値があるものと認められない
ようであれば、
その商売はそもそも商売として
成立していないということが
言えるでしょう。
■したがって、我々売り手側の真の仕事は、
お客様が本来的に必要な
商品やサービスの効能を探り当てることに
あると思っており、
これは先日の記事で書かせていただいた
洋服屋さんや韓国料理屋さんの事例にも
言えることなのかなと思う次第。
<2025年7月16日お客様が【真に求める結果】
にフォーカスする>
https://muratax.com/2025/07/16/9186/
■どうしても日々通常業務に勤しんでいる
ばかりでは、
そういった声なき声を
聞き逃してしまいがちなものですが、
経営においてはそういったことが
最も重要な要素であるため、
経営者としてそのようなことを
決してないがしろにせず、
常にお客様の求めるものに向き合って、
日々商品やサービスの改善に努めたい
ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・どのような仕事であれ、
お客様が求める商品やサービスの効能を
最大限理解する努力が必要である。
・ともすると、独りよがりな
商品やサービスの提供になってしまい、
お客様の真の満足には
つながっていないことが考えられる。
・経営においては、そのようなお客様の
声なき声を徹底的に聞く努力をして、
商品やサービスの品質を
プラスアップしていくことを心がけたい
ものである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。