2025年8月9日【会うべき人に会う】ことを意識する
今日は、とあるイベントへの参加のため、関東に発ちます。
しっかりと来場者の皆さまのお役に立てるよう努めてまいりたいと思うところです。
さて、本日の本題です。
お盆休みこそ、「外からの知見」を得る好機
多くの企業では、そろそろお盆休みに入るタイミングかと思います。
弊所でも例外ではなく、本日から8月17日までがっつりとお盆休みに入ることになります。
経営者の方も、長期休暇に入られる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時こそ、意識したいのが「他者の知見を参考にすること」です。
先日の記事でも触れたとおり、読書や芸術鑑賞を通じて先人の智慧を拝借するのはとても有意義です。
<2025年8月7日【読書の効能を最大限にする】方法>
https://muratax.com/2025/08/07/9275/
しかし今回は、「人と直接会うこと」の重要性についてお話ししたいと思います。
というのも、書籍や芸術鑑賞は一方通行の情報の受け取りにすぎないものの、
人に直接会うことでしか得られない智慧や気づきがあるからなんですね。
人生を変えた「90分12万円」の出会い
私自身、実際に多くの方と会う中で、何度も自分の常識をひっくり返されてきました。
最初の体験は、税理士として開業することが現実味を帯びてきたころ、
当時の私にとっては清水の舞台から飛び降りるような想いで、90分12万円のコンサルティングに申し込んだことです。
そのコンサルを通じて、そこからさらに多くのご縁を紡ぐことができ、
当時の私では到底お会いできなかったような経営者や、各分野で成功されている方々とつながることができました。
そうした出会いによって、自分の中の「常識」がどんどん塗り替えられていったのです。
中でも最も大きかったのは、「自分で主体的に動く」という意識の変化でした。
その後、行動を重ねることで、私自身を知ってくださる方も増え、
イベントでも「参加者」から「主催者」へと立場が変わっていきました。
こうした体験の中で得た気づきは、すべて人との出会いがもたらしてくれたものであり、
まさに「私という一人の人間の常識」を大きく揺さぶるものだったんですね。
「会う相手の質」が、思考の質を決める
ここで大切なのは、「ただ人に会えば良い」ということではないという点です。
できれば、(表現が難しいのですが、)「自分よりも上のステージにいる方」と会うこと。
このことが経営者にとって、非常に価値の高い時間となります。
お盆休みのタイミングでは、旧友と再会し、懐かしい話に花を咲かせるということもあるでしょう。
それ自体を否定するつもりはありません。
ただ、経営者として時間を使うのであれば、
「思い出話」ではなく「未来への話」をしていくべきだと私は思います。
常識を壊す出会いに、飛び込もう
どうしても、私たちの周囲には「類は友を呼ぶ」と言われる通り、
同じレベルの人しか集まらない傾向があります。
ただ、目指すべき道は、そこより上であるはず。
とはいえ、自分より上のステージにいる人に会うのは怖いもの。
でも、その「怖さ」を乗り越えた先には、新しい景色が待っているはずです。
このお盆休みの時間を活かして、自分の枠を超え、
これまでの常識を壊すような出会いを、ぜひ積極的に掴みにいってみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営において「自分より上の人と会う」ことは、
大きな突破口になり得る。
・書籍や芸術鑑賞では得られない、
圧倒的なエッセンスが、対面の中には詰まっているもの。
・このお盆休みの機会を活かして、
自らの経営のパラダイムを変えるような出会いを、
ぜひ積極的に求めていくことを心がけたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。