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トップページ ブログ > 経営のこと > 「理想のやりたい経営」ができていますか?

2025年9月22日「理想のやりたい経営」ができていますか?

今日は月曜日!
…ということで1週間のスタートですね。

9月も残すところあと少しというところで、今年も4分の3が終わろうとしています。

この4分の3の節目にぜひ経営の俯瞰をして、最終的な年末に向けて良い締めくくりをできるよう計画を進めたいものです。

さて、本日の本題です。

創業当初を振り返る重要性

経営者として日々動く中で、定期的に創業当初の自分自身の姿を回顧することは大変重要であるような気がしているところです。

どうしても、日々の経営に追われていると、自分自身の定点観測をないがしろにしがちなのですが、

創業してからの年数が経てば経つほど、その創業当初の経営者となったばかりの自分と現状の自分とのギャップを感じるものではないでしょうか。

経営者が外的要因にコントロールされていないか

そのギャップに関しては良いように思うこともある反面、逆に良くないギャップも感じることがあるかもしれません。

大切なのは、良いギャップにしろ、悪いギャップにしろ、
これからの経営の未来を想起したところで、このまま進み続けて良いものか、それとも少し流れを変えないといけないのか、

ということを考察することかなと思う次第です。

そもそも、経営者となって自分の企業を回していっている際に、

「自分自身がコントロールできるはずの経営に、逆にコントロールされていないか」

ということを考えることは大切なように思うところ。

要は、知らず知らずのうちに外的な要因によりコントロールされていることはないだろうか?ということなんですね。

本来的には、自分自身が経営の舵取りをすべきところ、そういった外的要因に左右されているようでは、往々にして自分の望む経営になっていないということが想定されます。

ターゲット設定と顧客選別の戦略

では、そのコントロールされている原因を考えてみるとどうでしょう。

場合によっては、ターゲット外の顧客に苦しめられている状況があるかもしれません。

これは、以前の記事でも書かせていただいたのですが、

経営において大切なのは、まずターゲットを明確にすることであり、ターゲットから外れる見込みのお客様については、勇気を持って契約をしない、または商品やサービスを提供しないと決めることも大変重要であるかなというところです。

<2025年9月4日【断る勇気】を持ち、経営の改善を試みる>
https://muratax.com/2025/09/04/9367/

とはいえ、創業当初はどうしても売上を作り、実績を積んでいかないといけないため、

あえて戦略的にターゲットから少し外れた層を取っていくということも考えられます。

こういった背景には、上述したように実績が積めるからということがあるというもので、

「戦略的に」その実績を積み上げていかなければならない、ということが、実のところ真に大切なところなんですよね。

お客様の声を活用した信頼づくり

例えばですが、その商品やサービスを提供したお客様からお客様の声を頂戴し、それをウェブサイトやSNSなどに投稿します。

そのようなことを通じて、商売がうまくいっているということ、そして実際に商品やサービスをお買い求めいただいたお客様がこのように満足をしているということを外部に発信するということが大切なわけですね。

そういった外部に対して自社の商品やサービスや経営理念を可視化することにより、

次第に信頼が積み重なっていって、その結果売上が増えていくということが、今後の経営の流れとして考えられます。

戦略的に“断る勇気”を持つ

そして大切なのが、そういったことは「戦略的に」やっていくということなんですよね。

その戦略的にそういう手を打ったその次の先は、

本来的な自社のターゲットに該当していないような現状の商品やサービスの提供先であるお客様に対して、
その商品やサービスを提供しない勇気を持つこともまた大切なところ。

そういった決断をすることにより、実際に商品やサービスの提供が止まり、その結果そういったお客様層に苦しめられていた状況が改善されるというものでしょう。

空いた枠に良い顧客が入ってくる不思議

そして、これは本当に不思議なことで、私自身も実感しているのですが、

そうやって戦略的に空いたお客様の穴は、また違った形でさらに状況の良いお客様がお見えになるということがあるんですよね。

確か、神田昌典さんの書籍でも「顧客リストは真空を嫌う」というような表現がされていたように記憶しています。
(あくまでも記憶なので、表現が違ってたらゴメンナサイ…)


<非常識な成功法則>

どうしても既存のお客様をお断りするということは勇気がいるものなのですが、

実際に自分自身が退職した際のことを考えてみると、どうでしょう。

おそらく大半の方は自分自身が辞めると会社が回らなくなると思っていたところ、

実際に退職すると決めてそれを上司に伝えた際、思いのほか会社が回っていったということはないでしょうか。

(ある意味悲しい事実かもしれないですね笑。)

そのように、それを断れないというのは、案外自分の思い込みに過ぎないということが往々にして考えられます。

要は、「やるか、やらないか」。
ただそれだけなんですよね。

そして、そのような行動を取れたその先には、ワクワクするような経営の未来を想像して、それを実行に移すだけかなというところ。

単純だけど、そういった行動が取れないのは、やはり上述したような現実に縛られているからではないでしょうか。

しかしながら、上述したように、やると決めてそれをやろうとすれば、意外とそのハードルは低いことに気が付くはずです。

ワクワクする経営の未来へ舵を切る

ぜひ、経営者として経営全体を俯瞰して、今ある問題点を見出し、それを解決する術を検討して、

そこからの希望ある未来を想起して、経営の舵取りを正確な方向に進めていくようにしたいものです。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・経営者として自分の会社を持った今を俯瞰すると、外的要因にコントロールされていることはないだろうか。

・往々にして、そのような場合、自社のターゲットと異なる層にアプローチしていることが考えられるもの。

・経営者として大切なのは、現状の課題を見出して、それを解決する術を検討し、ワクワクする未来を想像して実行に移すことであるため、経営者としての認識を改め、経営の前向きな未来への舵取りをしていきたいものである。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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