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トップページ ブログ > 経営のこと > 「今の事業は順調ですか?」~経営改善の問い

2025年12月14日「今の事業は順調ですか?」~経営改善の問い

今日も親知らず抜歯後の痛みで4時に目が覚め、
そのままほどよく仕事を続けています。

午前中の仮眠の時間が相当長くなってしまっていますが、
世間が静まっている日曜日だからこそできる仕事をしていきたいところです。

さて、本日の本題です。

想定通りに進まないのが経営というもの

経営を進めていくにあたり、
想定していた通りに事業が進まないということは少なからずあることでしょう。

私自身もご多分に漏れず、
開業前は税理士業があっという間に軌道に乗り、
順風満帆に進むはずだと思っていました(照)。

しかし、ふたを開けてみると、
開業前の2年間の準備期間に加えて、
開業後2年、合計4年間かけてようやく軌道に乗ったというのが現実だったというところ。

軌道に乗らないときは事業そのものを疑う

事業が軌道に乗っていないということは、
何かしら事業内容に問題を抱えている可能性があるということ。

そのため、市場との対話を通じてニーズを満たしているかを調査し、

値決めが適切かを吟味し、
さらには事業そのものを今後も進め続けるべきものかどうかも見直す必要があるかもしれません。

<2022年9月4日稲盛和夫さんの「値決めは経営である」という偉大な言葉>
https://muratax.com/2022/09/04/5583/

希望的観測では経営は変わらない

そして、市場に適合していないと分かったのであれば、

早々に経営の進むべき方向を変える必要があるでしょう。

それにもかかわらず、少なからぬ人が現状に目をつぶり、

「どうにかすればなんとかなる!」という気合い根性、希望的観測で経営を進めているようにも感じます。

(私自身もそうだったのですが…汗。)

往々にして、経営における希望的観測は理想論になりがちです。

これまでと違う行動を取らない限り、
その希望が叶うことはないということがむしろ通常かなという感覚があります。

行動を変えたからこそ見えた理念

かくいう私自身も、
今では【世界中に幸せの『わ』を拡げ続ける】という理念を掲げていますが、

<村田佑樹税務会計事務所のMVV>
https://muratax.com/about/

開業当初は「どうやって税理士としてやっていこうか」ということすら、

正直なところ深く考えていない状態でした。

しかし、それではいけないと気づき、
スタートとして当時の私にとってはかなり高額であったコンサルティングを受講しました。

そして、それをきっかけに「毎晩人に会う」という行動を取り続けてきました。

人との出会いの中には素晴らしい出会いもあれば、

正直なところ受け流したくなるような出会いもありました。

ただ、そういった経験を重ねることで人を見る目が養われ、

良い出会いからは目指すべき税理士像が見えてきました。

そして税理士の枠を超えて、
幸せの『わ』を拡げ続けるという理念にたどり着くことができたんですね。

血を吐くような行動の先にあるもの

かなり凝縮して書いていますが、
ここまでくるには血を吐くような行動を続けてきました。

その結果、多くのご縁が重なり、
単なるつながりではなく信頼が強固につながり始め、

今もなお、幸せの『わ』が拡がり続けているという実感があります。

もちろん、これで終わりということは一切なく、
まだまだ今の私は未熟な状態です。

これからさらに変化するために行動を続けていかなければならない、と考えています。

失敗は成功への一里塚

恐れ多くも、私自身の例からも、

市場との対話の中で適合する事業や経営の仕方に出合うためには、

多くの行動が必要であり、その過程で多くの失敗をすることもまた必要だと言えます。

失敗は成功の糧です。

失敗をすればするほど気づきがあり、
その瞬間はこの上なく痛いのですが、
それを次の行動に活かすことができると痛感しています。

どうしても「なんとかなる」という精神で日々を過ごしてしまいがちですが、

有限な時間の中で行動し続ける

また、「時間は万人にとって有限」です。

今日より明日、明日より明後日と日々進化するべく、
経営者として行動し、のんべんだらりと日々を過ごすのではなく、

行動と変化を目指して日々を積み重ねていきたいものです。

その先に、今の自分にはまだ見ぬ希望ある未来が広がっているはずですので。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・経営が軌道に乗っていない状況を、気合いと根性、希望的観測で乗り切ろうとすることは往々にして見受けられ、
それはいわば考えることを放棄した、あってはならない「現実逃避」である。

・現実は甘くないため、変化と行動を積み重ね、まだ見ぬ希望ある未来へ向けて動き続けたいところ。

・失敗からしか成功は生まれないため、仮説と検証を繰り返し、失敗を恐れず経営をより良い方向へ進めるべく邁進すべし。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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