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トップページ ブログ > 経営のこと > 「時間を仕入れる」という経営者視点

2025年12月19日「時間を仕入れる」という経営者視点

あっという間に今日は金曜日ですね。

いろいろと立て込んでいる週末ではありますが、

気を確かに持って(どうした?)、
着実な行動を重ねていきたいものです。

さて、本日の本題です。

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税理士事務所としては、
12月から年末調整を皮切りに繁忙期へ突入していきます。

そうは言いながら、弊所では9月決算法人がかなりの件数あり、

実質的には11月からすでに超絶な繁忙期に入っていたという状況です。

それにもかかわらず、繁忙期前だからと家族旅行を入れたり、
親知らずの抜歯を11月にしてしまったことは、
来年に向けた大きな教訓になりそうです(豪汗)。

繁忙期にこそ問われる「時間の管理」

このような繁忙期においては、
普段以上に「時間の管理」がかなり重要になってきます。

面談が隙間なく入り、年末調整や確定申告書の作成とチェックに追われる日々が続くため、

とにかく時間に余裕がない感覚に陥りがちです。

ただし、「時間がない」というのはあくまでも比喩的な表現であるはず。

時間は万人にとって1日24時間で平等に与えられているものであり、

重要なのは「時間があるかないか」ではなく、
「時間をいかに使えるものにするか」だと考えています。

「時間を買う」という発想

その中で、これまでの記事でもたびたびお伝えしてきたのが「時間を買う」という考え方です。

<2021年3月26日「時間をお金で買う」を実行しています>
https://note.com/muratax/n/nae21ff3afea6

例えば、移動の際に車ではなく、あえて公共の交通機関を使うことで、
その移動時間を仕事に充てることができます。

(ここ最近はインフルの猛威でちょっと危うい行動かもしれません…)

タクシーを利用すれば移動時間自体が短縮されるケースも多く、
自分の手が空く時間を作れるだけでなく、時間短縮という効果も得られます。

これはまさに、「タクシー代を支払って時間を買っている」という状態です。

「時間を買う」という発想

そんな中、先日の記事の中でご紹介した、
書籍『成長以外すべて死』の中で印象的だったのが、

「時間を仕入れる」という発想でした。

<2025年12月16日親知らず抜歯の逆境からの飛躍(!)>
https://muratax.com/2025/12/16/9718/

時間を買ったとしても、その時間を有効に使わず、のんべんだらりと過ごしてしまえば、

有限な時間を浪費しただけになってしまいます。

そうではなく、時間を仕入れ、その仕入れた時間を売上につなげるという視点が、

非常に重要なのではないかと感じたところです。

著者が必ずしも会計的な意味で「仕入れ」と表現しているわけではないと思いますが、

会計人である私にとっては、「仕入れ」と言えば「売上」という紐づけが笑。

時間を仕入れることで売上につなげることができてこそ、

本来の意味での「時間を買う」行為になるのではないかと感じました。

このことが詰まるところ、「時間を仕入れる」という発想になるのかなと。

時間の浪費を見つめ直す

そのためには、まず自分の人生や経営において、
時間を浪費してしまっている部分を洗い出す必要があります。

これも以前の記事で書かせていただきましたが、

毎日の時間の棚卸しを行い、朝目覚めてからどのような行動を取っているのかを一つずつ書き出してみることが大切です。

<2025年9月12日【限りある時間の使い方】を再考する>
https://muratax.com/2025/09/12/9392/

その行動一つひとつに対して、時間を短縮できる要素がないかを考えていくことで、
時間を生み出すヒントが見えてきます。

「どうせ無理だ」と最初から決めつけるのではなく、

「どうにかして改善できないか」という意識を持つことが、時間を仕入れるという発想に繋がる第一歩だと思います。

週末を使った時間の再設計

かく言う私自身も、ここ最近は時間の使い方がうまくいっていないと感じる場面が多くあります(汗)。

だからこそ、この週末を使って改めて時間の棚卸しを行い、
時間を仕入れる行動を取り直したいと考えているところ。

時間は万人にとって有限であり、経営者にとっては特に何より重要な資源です。

そのようなことから、有意義な時間の使い方ができるよう、しっかりと向き合っていきたいものですね。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・時間は万人にとって有限であり、何にも代えがたい財産である。

・時間を浪費している行動を洗い出し、改善することで時間を仕入れる感覚を身につけたいところ。

・仕入れた時間の先には、売上や価値につながる生産的な行動を置き、経営と人生の質を高めていきたいものである。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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