2026年1月24日儲けの把握のため、会計は全て【発生主義】で!
今日は1月24日ということで、我々にとってはとても大切な日です。
というのも、本日から令和7年分の所得税の確定申告を作成することができるシステムがリリースされるんです!
もうワクワクが止まりません!!(狂)
…と、職業病で高鳴る胸をなんとか抑えながら、本日の本題です。
売掛金の計上漏れに要注意
確定申告の準備にあたり、最終的な会計を進めている方も多いのではないかと思います。
そんな確定申告での注意点については、以前の記事でも触れさせていただいたのですが、
その中で売掛金については注意が必要ということもお話しさせていただいたところです。
<2026年1月20日確定申告で【よくある誤りトップ3】を紹介します!>
https://muratax.com/2026/01/20/9843/
売掛金とは、12月までに商品の納品やサービス提供が終わっているにもかかわらず、
まだ入金がされていないものなんですね。
こういった状況においては、たとえ入金がされていなかったとしても、
12月分の売上として計上し、収入としてカウントする必要があるわけです。
このことを見落としていて、通帳に着金があったタイミングでのみ売上にしているようでは、
この売掛金と呼ばれるものの分の売上高が計上されていないということになりかねません。
そのようなことから、売掛金については細心の注意を払う必要があるということになります。
買掛金も同じ発想で考える
そして、これについては買掛金についても同様です。
買掛金とは、仕入高のうち、その支払いが終わっていないものについて、
12月中に納品が終わったものに対して使う科目なんですね。
これも売上高と並べて数字を見るために必要な重要な科目であると言えるでしょう。
(なお、仕入高については、最終的に売上高と紐づけるために在庫として調整がされます。)
未払費用という考え方
さらには、今年度の経費に属するものとして、未払費用という科目を使うこともあります。
例えばですが、12月分の電気料金は、通常の場合、
1月に口座からの引き落としやクレジット決済がかかることでしょう。
この場合であっても、これは12月分の水道光熱費となりますので、
水道光熱費と未払費用という科目にて会計処理をすることが必要になります。
そして、事業において大きくなりがちなものとして、外注費や業務委託費も挙げられます。
こういったものについても、その月ベースで計上をすることにより、
本来的な利益が見えるようになるというものです。
【発生主義】という大原則
上述したことをまとめると、売上高と、そこから差し引かれる経費については、
必ず【発生主義】という形で計上したいというところなんですね。
発生主義とは、現金が動いたタイミングで売上や経費を計上する現金主義とは対極にある考え方で、
その売上や経費が発生したタイミングで収益や経費にするという考えになります。

(なお、売上については、細かく言えば実現主義という考え方もあるのですが、
今回はそういった細部のお話にこだわらず、あくまでも12月までの売上や経費は適切に計上すべきであるということをお話しています。)
そして、その売上や経費適切に計上するためには、
売掛金、買掛金、未払費用といった科目を適切に使っていくことが必要であるということなんですね。
前払費用と前受金にも要注意!
また逆に、例えば12月中に飛行機代を支払って、
その飛行機に乗るのが翌年になるという場合においては、
前払費用という科目で処理をすることになり、
経費として処理をすることができないことになります。
また、売上金を12月中にもらっていたとしても、
その商品の納品やサービス提供が翌年になるものについては、
前受金という科目で処理をして、売上高にこれを含めないということにも注意が必要です。
ぜひ新年度から発生主義の徹底を!
こういった、売上や経費が本来的に発生したタイミングをもって売上や経費にしていくということは、
経営成績をしっかりと把握する上で、かなり重要です。
ちょうど今月から新年度がスタートしていますので、
ぜひこの1月からは、この発生主義の考え方を会計に取り入れて、売上と経費をしっかりと紐づけをし、
的確に経営成績を把握することを心がけてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営成績の正確な把握においては、発生主義で会計処理をすることが必須である。
・年度の変わり目に、ぜひ発生主義を取り入れて、的確に経営成績を把握できるよう努めることを心がけてみてはいかがだろうか。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






