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トップページブログ > 経営のこと > 【価格を上げる(見直す)】ことの重大さ

2026年2月24日【価格を上げる(見直す)】ことの重大さ

この3連休もあっという間に過ぎ去った感覚です。

とはいえ、この3連休はかなり確定申告業務が進んだ3日間となり、

相当充実していたなという感じがあります。

とはいえ、タスクをさばいていくたびにまた新たなタスクが増えていくという、

まさにポケットの中のビスケット現象が起こっていますが、

叩きすぎてビスケットを粉々にしないように(!)、頑張ってまいりたいところです。

さて、本日の本題です。

売上を分解して考える

過去の記事の中でたびたび、売上や利益を上げるという、

経営者の本質的なお悩みについてお話をさせていただきました。

今日もそれに続けてお話をしていきたいと思います。

今日は利益というよりも「売上」にフォーカスしていきたいところです。

売上の一般的な成り立ちは、

【価格 × 数量 × リピート率】

という形で表されますよね。

これはごく一般的な考え方として広く知られているものです。

仮に売上を2倍にしようとする場合、それぞれを約1.26倍にすれば、理論上は約2倍になります。

これは、どれか一つだけを大きく変えるのではなく、全体を少しずつ引き上げるという考え方です。

価格は最も動かしやすいレバー

数量を増やそうとすれば、当然仕入れやサービス提供回数を増やさなければなりません。

リピート率を上げようとすれば、仕組みづくりやフォロー体制など、

相応の労力と時間が必要になります。

では価格はどうでしょうか。

価格は、他の要素を変えなくても「上げる」という決断だけで実行可能な要素です。

「いやいや、分かっちゃいますよ、そんなこと」。

…という心の声が聞こえてきそうなものですが、

価格を上げるということは、経営者にとって相当なプレッシャーになりますよね。

ただ、事実として「最もシンプルに手を打てる要素が価格である」ということは、

まず冷静に押さえておきたいところです。

価格は価値と均衡しているか

ここで考えたいのが、

「現在の価格は、本当にその商品やサービス内容と均衡しているのか?」

ということ。

人件費や原材料費、その他経費が高騰しているにもかかわらず、

価格だけが据え置きのままというケースは、案外少なくないもの。

その場合、当然利益は圧迫され、手元に残るお金は減っていきます。

これは「価格を上げられない」という心理が、

そのまま利益減少という形で表れているとも言えるでしょう。

低価格競争の先にある疲弊

低価格競争に入ると、大量仕入れや規模の経済を活かせる大企業に勝つのは極めて困難です。

値下げをすればするほど経営は疲弊していくのが、我々微粒子企業なんですよね。

さらに、低価格帯には低価格帯に見合ったお客様層が集まりやすいという側面もあります。

場合によっては、クレーム対応や過剰な要求に時間や労力を取られ、

結果として経営資源が削られてしまうこともあるでしょう。

価格改定がもたらす顧客層の変化

一方で、価格を上げた場合はどうでしょうか。

価格が高くなると、同じくそれに見合ったお客様層に変わる傾向があります。

高価格帯のお客様は、価値に対してお金を払うという前提で来られるため、

過度なクレームや値引き要求などは比較的少ない、というのも一定の事実です。

もちろん、価格改定により離れていくお客様もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そのお客様に投じていた時間や労力を、

新たな高価格帯のお客様に向けることができるとすれば、

経営としてはむしろ強くなる可能性もあるわけです。

価格というレバーを恐れない

価格を上げるという決断は、どうしても勇気が要るものです。

ただ、適正な価格をいただくことによって、より良い品質のサービスを提供できるのであれば、

それはお客様にとってもプラスであるはず。

そのようなことから、ぜひ一度、自社の商品設計やサービス設計を見直し、

価格改定の余地がないかを冷静に検討してみてはいかがでしょうか。

価格というレバーは、経営においてかなり強力な要素です。

そのレバーを恐れずに、適切に引くことができるかどうか。

そこが一つの分岐点になるのかもしれませんね。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・売上は「価格 × 数量 × リピート率」で成り立つことを前提として理解しておくべし。

・その中でも価格は、他の要素を大きく変えずに調整できる重要なレバーであることを認識しておきたいところ。

・価格改定には勇気が必要であるが、経営資源を適切なお客様に振り向けるためにも、思い切った検討をしてみたいものである。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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