2018年5月1日ありえない営業から学ぶ、営業への姿勢。
「まずは自分が…ですよね」
今日から5月ですね。
4月に入ってしばらくすると
新人研修の一環として、電話営業や訪問営業というものが多くあります。
ただ、この新人研修。
肝心なことを教えられていないのでは?
ということをよく思ってしまいます。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.そもそも売る気があるのか
よく思う疑問として、
ホームページを見て電話してきているにもかかわらず、
・会社はどのあたりにあるのですか?
・顧問料はどういった体系になっているのでしょうか?
などという質問が多く聞かれるということです。
そもそも、ホームページを見ているという前提なので、
ひとまずは売ろうとする相手先の会社の内容を把握しておくという事は第一なのではないでしょうか。
少し調べればわかることをそのように聞かれてしまうと、その時点でゲンナリしてしまいます。
2.まずは相手の商品を買ってみる
私としては、
飛び込み営業や電話の営業というものは、どうしても非効率
ではないかと考えてしまいます。
というのも、何も知らない相手の元へ飛び込んでいくという発想が、私としてはどうしてもわからないのです。
急に営業に来られて、その人から買いたいという気持ちが起こるものなのでしょうか?
少なくとも、私であれば買う相手をすごく選んでしまいます。
この人は本当に信頼できる人なのだろうか?
特に高価な商品であればあるほど、本当に良い商品なのか、この人を信じて良いのだろうか…
ということを深く考えてしまうわけです。
そうなると、相手との関係性というものが何より重要だということがわかります。
一番手っ取り早いのは、その売ろうとする相手先の商品やサービスを購入したり利用したりして、相手のお客様になる
という行為ではないでしょうか。
お客様になったという時点で相手との距離はぐんと縮まり、
話も聞いてもらいやすくなるのではないかと思います。
4月の、度重なるありえない営業に出くわして、そんなことを考えます。
もう少し相手を思いやった営業…というものをしてほしいなと思ってしまいますね。
経営者の時給は一番高いもの。
その経営者の時間を飛び込み営業や電話営業なので奪ってしまうという行為は、何より失礼で、相手の損害を増大させる行為ではないでしょうか。
ぜひ、自社の営業スタイルを今一度見直してほしいものです(懇願)