2018年8月22日経費としての判断は【事業に必要かどうか】
「今日はライブに行ってきました」
というのはお客様の話。
お客様の得意先に音楽関係の方がいらっしゃって、その月一度のライブに行ってきた
ということです。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.経費としての判断
なぜそのような話になったか?
と言うと、ライブチケットの領収書があったためです。
通常であれば、
「ライブなんてプライベートでしょ!」
ということで、経費から除外されてしまいがちですが、
得意先との円滑な取引関係をはかるためのライブチケット購入であれば、経費ですよね。
2.事業に必要かどうかの判断
上記の通り、今回のケースでは、
自社のお客様が音楽関係者ということで、お付き合いということもあり、
そのライブに行ったという状況。
これは、
お客様が主催するパーティに参加した
と、なんら実態は変わりません。
家電屋さんが得意先を招いて交流会を開くがごとく、
今回は音楽関係の方が、得意先を招いてライブを開いた
ということに他ならないわけです。
このように考えると、経費としては妥当と言えるでしょう。
経費か否かの判断材料としては、
【事業に必要かどうか】
ということ。
事業として、得意先との円滑な取引継続を望むためであれば、
当然のことながら経費であると言えるでしょう。
頭ごなしに、雰囲気だけで経費となるか否かを判断することは賢明であるとは言い難いこと。
しっかりと【実態がどうであるか】ということを冷静に見据えて判断したいところですね。