2019年8月7日お客様の真の悩みを発掘せよ!
競合がひしめく税理士業界では、一般的に価格競争の波が押し寄せています。
でも私には、譲れないものがあるため、価格競争に巻き込まれることほぼありません。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.何のために仕事をしているか
「何のために」。
これは経営をしていく上で、永遠に回し続けるべき問いでしょう。
私自身のこの「何のために」という問いは、語り始めると数時間を要するため(汗)、ここでは割愛しますが、
要は「お客様が本当に求めているものは何か?」ということを「考え続ける」ことが必要なのです。
2.業界の常識を進むと価格競争に?
税理士という括りで考えると、相手の経営者の方が求めていると一般的に考えられることは、
・税務相談
・記帳代行
・税務調査会の対応
・決算書の作成
・申告書の作成
といったことでしょうか。
でも、これは
本当に経営者が心の底から求めていることなのでしょうか?
答えは、正解でもあり、実は不正解でもあると私は考えています。
ただ、多くの税理士が上記のことが当然に求められていると考えているため、当然にその道を進んでいきます。
このように、多くの者がそこにひしめいていくと、そこに競争が生まれますよね。
競争になると、価格勝負になってきます。
価格以外のものを取り上げようとしても、みんな同じ仕事内容なので、価格しか決定要因がなくなるわけです。
3.真の答えはお客様の心の中にある
お客様の立場に立って…つまり自分自身がお客様になりきって考えたとき、
今自分がお客様だったら、どんなことを望むだろう?ということを考え続けると、
お客様の心に訴求した「やるべきこと」が見えてくるようになります。
この「やるべきこと」をこなしていくことこそが仕事である
と私は考えます。
実際のところ、私なりにこれまで10数年間この税理士業界にいて、「やるべきこと」が見えてきています。
これを3年ほど愚直に実践していく中で、多くの方からお仕事のご紹介をいただき、日々お仕事が拡大していっている状況。
そう、真の答えはお客様の心の中にあるのです。
そう考えると、自分ではない人の心を理解することが必要になるため、
「お客様が本当に求めているものは何か?」という問いを立て、
常にこれを考え続けるという姿勢が重要になってくるでしょう。
単純だけど、案外難しいこと。
日々こういった思索を続けることこそが、経営であると言えます。
我が家は妻と、娘が3人。
つまり私以外の人は、全員女性なのです。
男性と女性とで競合ということを考えると、
必然的に男性である私は優位にある状況になります。
そうなると競争には巻き込まれないというように考えられるのですが、
1人の女性から嫌われると、それが全体に伝播して4人から総スカンを食らってしまうということが、往々にしてあるのです。
通常の経営とはまた一味違い、村田家の経営は、一段と舵取りが難しいんですよね…(滝汗)