2019年8月8日求人から学ぶマーケティング
「お疲れ様でした!」
実は今日は知る人ぞ知る、税理士試験の最終日。
受験生はやれやれな状態なのですが、
我々税理士事務所の経営者としてはここからが戦場です。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.圧倒的な売り手市場
ここ近年は、税理士試験の受験者が減っており、税理士を目指そうとする人が少なくなっているようなのです。
その一方で、昨日の記事にも書いたのですが、税理士業界は競争が激しく、価格競争になっているという背景があります。
そうなると、顧問料の価格が下がっている分、給料アップすることは難しく、逆に単価が下がった分多くのお客様と契約する必要が出てくることに。
そうなるとスタッフは、
給料が上がるわけでもなく、ただ単にお客様が増えた分仕事の量が増えてしまうわけで、必然的に残業が増えてきます。
そのような状況下で、税理士業界はブラックな業界と言われてもおかしくはないわけですね。
こういった背景から、税理士として仕事をしたいという人がここ数年は減ってきているという状況があります。
そうなると・・・圧倒的な採用難(汗)
かなりの売り手市場なのが、この税理士業界なのです。
2.いざ戦場へ!
私の場合、幸いにも価格競争には巻き込まれていないのですが、大変ありがたいことに紹介によりお客様が増え続け、おかげさまで仕事の量がかなり増えている状況です。
増えている仕事量に対し人手が足りないという状況は、やはりどの税理士でも同じこと。
そうなると、私も例外ではなく、採用難という競争に巻き込まれてくるわけなのです(汗)
そこで、今回勝負に出ることにしました!
3.求人の媒体を検討
リクナビ、マイナビ、indeed…サイトはいろいろあるけれど…
…なんて、急にど根性ガエルの歌が思い浮かんだわけですが、本当に求人サイトというものは数多く存在します。
私なりに調べたところ、求人サイトには期間定額型と広告実績型の2種類があることがわかりました。(私が勝手に名付けた型ですが)
・期間定額型とは
これがオーソドックスな求人でしょう。
例えば8月1日から1週間掲載して150,000円などといった形態です。
・広告実績型とは
これは、自ら金額設定をして、その金額に応じた求人広告をサイト側にしてもらうという方法。
これだと、もし広告が掲載されて見る人がいなかったとしたら、それに対する料金は発生しないわけです。
クリック型課金とも言われますね。
興味を持った人がクリックして初めて、そこで料金が発生するわけです。
この金額設定を高くすれば高くするほど、求人する人の目に留まりやすいところに広告が表示されるという仕組みのようです。
今回私は、検討した結果ハローワークで求人をしつつ、このクリック型課金の広告もやってみることにしました。
大変ありがたいことに(?)、クリックされた都度現在使っている広告費が分析されており、いちいち気になってしまいます(笑)
それを的確に分析していくと、より良い求人広告ができていくわけですよね。
「この方法なら反応があったが、この方法だったらどうだろう?」
という仮説を立てて、色々と取り組んでいくことになります。
これは、経営における広告も全くもって同じでしょう。
広告をして、反応を見て、また改善していく…
これを精度高く、速度を上げてやっていくと、より良い成果が得られていくというもの。
私は幸いにも紹介だけでお仕事が増え続けているという大変ありがたい状況なので、
経営における広告の経験はないのですが、まさか求人でこのような広告の経験をするようなことになろうとは考えてもみませんでした(汗)
どうなるかわかりませんが、良い方とのご縁を祈りつつ、この記事を締めくくりたいと思います・・・