2019年10月7日逆算思考からの幸せ経営!
■ 「すみません…急な話で…」
出勤して早々1時間ほどで
保育園から電話。
何やら娘が熱を出したとのこと。
…というのは私の話ではなく、
3歳のお子様を持つスタッフの話。
保育園は順番に菌をもらっては
返して(?)の繰り返し
という面がありますので、
そんなことは当然想定内です。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■ 私自身も3人の子どもがいますので、
子どもの不調などによる欠勤や
早退は、すごく事情が分かります。
そうすると、当然スタッフにも、
そういったどうしようもない場合は
気をつかわずに遠慮なく
帰ってもらいたいなと
思っているわけです。
■ ただ、従来の税理士事務所の
経営の仕方では、
【一つの顧問先に一人の担当者】。
そうなると、担当者が病欠などで
いなくなったとしたら、
当然業務が止まってしまうわけです。
このような状況では、
子どものことなどで休みたくても
休めない…
■ これはどう考えてもおかしな状況
ですので、
まずは担当制というものを
取り払いました。
事前の事務作業は、
スタッフ誰もが対応できる状況にする。
こうすると、突然の欠員が出たとしても、
他のスタッフが対応することが
できるというわけです。
■ そもそも、人がいないと
成り立たない仕事。
だからというわけではないのですが、
人の存在はやはり大きな宝
と言えるでしょう。
そういった意味で言うと、
人は材料ではなく財産。
とするならば、
人材ではなく【人財】
という表現が適切なのかなと思います。
■ そう、やはり人は宝であるわけで、
この【人】であるスタッフの存在自体が
かなり重要なものであるわけです。
なので、スタッフの状況を
まず第一に考える。
そうなると、
通常は仕事が増えてきたので
スタッフを雇用するという流れ
になるわけですが、
私の場合
スタッフの雇用ができて、
そこから新たな仕事を取っていく
というようなスタンスを貫いています。
■ 税理士業界は、
一般的にブラックの業界で(汗)、
長時間労働が蔓延しています。
このような状況は
ずっと私自身が疑問に感じており、
これを打破すべく、
このような改革をしているわけです。
人は宝である
→どのようにすれば
人が定着するか
→過度な残業は避けたい
→仕事をコントロールすべき
→人の量で仕事を決める
このように、
【あるべき姿】
から
現在取るべき行動を逆算して
決めているというわけなのです。
■ 経営における大切な要素こそ、
この【逆算思考】。
まずは目指すべき未来像を考えて、
それを叶えるためにはどのように
動いたら良いか、という順番を
決めていくと
また違った改善のポイントが
見えてくるかもしれません。
間違っても、
あなたの業界特有の【常識】
に縛られないように
したいところですね。
私自身が、起業時はそういった
【税理士業界の常識】に
縛られていましたので・・・(汗)