2019年10月6日顧客との間における【初期設定】の重要性
ここ最近声が出ていません。
毎朝「おはよう!」と娘たちに挨拶をする度に、鶏が苦しんでいるかようなこの声を聞き、娘たちも苦笑い…
どうしようもないんです…
声が出ないんですから…
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.長女から学んだマインドセット
そんな父の状況を察してか、三女の
「りんごが食べたいー!」
という声に対し、次女が積極的にりんごの皮むきをしてくれることに。
いやー、助かりますね。
親としては何もせず、次女と三女のやりとりを傍観するだけ。
(もちろん、包丁を使って怪我をしたりはしないか、という心配はありますが…)
我が家では、基本的に【自分で考えて自分で行動する】のが当たり前というマインドが子どもたちに備わっています。
(正確に言うと、『備わりつつ』あります。)
というよりも、そんな風に自分で考えて行動できる人間に育ってもらいたいという想いから、
そのような心の持ちようを自分の中に常備しておける習慣を子どもたちの当たり前の状態にできるよう、ある意味親がこのように仕組んだ…ということになります。
このことは、長女の子育てを通じて学んだこと。
長女が小さな頃は、何かと長女のやろうとすることに口を出してしまい、結果として長女が何かをするときに親に伺いを立てるという状況になってしまったのです。
親としても私は一年生でしたので・・・
これは親として本当に猛省です…
そういうこともあって、あらかじめ自分で考えて行動するということを常態とすべく、日々子どもに接しているわけなのです。
これからの世の中、変化に耐え得る思考や行動力を持っていないと、なかなか厳しいと思いますので。
2.【初期設定】をしっかり固めておくべし!
ビジネスにおいても、これに学ぶことがあります。
それは【初期設定】をガチッ!と固めておく
ということ。
ビジネスにおける初期設定とは、どんなことでしょうか。
一言で言うならば、【あなたとお客様との世界観を合わせておく】ことと言えるでしょう。
以前の記事でも書いた、
自分の常識は相手の非常識であり、相手の常識もまた、自分の非常識であるということについて自覚しておくことが、すごく大切なこととなってきます。
これを放置しておくと、次第にお客様との間の信頼関係に毀損が生じ、心が離れていくことになり、
結果として、残念なことにお客様がお客様ではなくなってしまうということが少なからず起こってしまうもの。
そういった意味で、双方の認識を合わせておく作業…つまり【初期設定】が極めて重要となるのです。
あなたがお客様に対して提供する商品やサービスについて、どのようなことができ、どのようなことができないか。
不具合が生じた場合、そのケースによってどちらの方がその責を負うのか。
料金を支払うタイミングはどうなるのか。
解約をする場合どのようにするのか。
お客様とビジネスを行っていくにあたり、様々なことが想定できるかと思うのですが、その想定でき得る様々なことに、
お互いがどのように対応していくのかということを決めておくことは、極めて重要なことなのです。
もう一点、今回の私自身のことで重要と言えることは、
(これも繰り返しになりますが)万一の場合を想定したビジネスの仕組み作りをしておくこと、と言えるでしょう。
今回の私の場合、もう4日ほど声が出ない状況。
こんな状況では、当然面談もできないわけですし、極論を言えば、このまま声が出ない状態が続くとしたならば、お客様に対して価値を提供することができないわけです。
この状況がもっと進むとなると、税理士としてお客様と面談するということが不可能になる。
そうなると、お客様との顧問契約自体が難しいこととなり、毎月の定期的な収入が得られなくなってしまうということにも。
このような最悪の事態を想定した場合、場合によってはインターネットを利用した通販型のサービスを展開することも考えられるでしょうし、
場合によってはメールやメッセージ等などでやりとりを完結するサービスを構築するということも考えられるでしょう。
窓につたう水滴にちょっとした障害物を置いてみると、その水滴が二手に分かれます。
その二手に分かれた水滴がさらにわが道を進んでいき、また障害物に当たるとそれがまた二手に。
このような水滴の動きの状態を、ビジネスの初期設定で作っておくことこそ、極めて重要なのです。
ビジネスが常時順調であるということは極めて考えにくいもの。
万一の事態を想定し、万全のリスク管理をするとともに、初期設定もがっちり固めておくということを今一度意識してビジネスモデルを見直してみてはいかがでしょうか。
度々ご案内しているコンサルティングでは、このような初期設定についてもアドバイスさせていただきます。
【期間限定・特別価格】でのご提供は、本日23時59分までとなります。
明日以降は定価に戻します。
あまりしつこくなるといけないので(汗)、
詳細は、昨日の記事をご覧ください。
ということで、健康にはくれぐれもご注意を(汗)。