2020年2月3日しっかり【期待を裏切って】いますか?
【本日の活動】
・スタッフに会計の指導
・顧問先とのご面談
・確定申告業務
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■今日はスタッフが一人だけの出勤であったため、
昼過ぎまでほぼかかりきりで、
会計についての説明を。
会計の経験者であることもあり、
吸収が早く、今後の成長が楽しみですね。
また、
「早くお客様のお名前を覚えたい」
などということで、
勉強にもかなり積極的。
やはり、パートの勤務時間だけでは
どうしても教えることにも限界があるため、
こういった意欲的な姿勢は
すごく嬉しいものです。
そして、
【しっかりとメモを取る】
姿勢も見事なもの。
二度と同じことを聞くまい、
という気持ちを感じて、
指導させてもらうこちらの方も、
背筋が伸びますね。
■その後は、顧問先とのご面談。
すごく順調に売上を伸ばされているようで、
これから軌道に乗っていくであろう
新規事業もすごく楽しみ。
このお客様からは、
複数の顧問のお客様をご紹介
いただいているのですが、
こういった
【お客様からのお客様のご紹介】
というものは
すごくありがたいものですし、
ピリッと身が引き締まります。
さて、今日はこのことから
お話を続けていくことにいたします。
■ビジネスにおいて大切なことは、
【お客様の期待を(良い意味で)裏切る】
ということです。
以前の記事にも書かせていただいたように、
【お客様は二度評価する】
と言われています。
以前の繰り返しになりますが、
一度目は買う前に、
『この人から買って
本当に大丈夫だろうか?』
と評価すること。
これによって、
買うかどうかの判断がされるわけですね。
■そして二度目は、買った後に
『この人から【買ったこと】は
本当に大丈夫【だったの】だろうか?』
と評価することです。
一度目の評価で評価対象外になってしまうと、
そもそも買ってすらもらえないため
全く始まってすらいない、
ということになります。
大切なのは、この二度目の評価。
お客様は、あなたの商品やサービスを
買ってくださった後に、
『買った後もしっかりと自分のことを
フォローしてくれるのだろうか?』
という
【見えない期待】
を抱いているのです。
この期待を良い意味で裏切ることが
すごく重要ということですね。
■この期待を良い意味で裏切ると、
お客様が心より満足していただく結果
となるわけですが、
それだけにとどまらず、
この満足や喜びを、
自分の大切な人に伝えたいという気持ちが
生まれてくることになり、
それが
【お客様からのお客様の紹介】
という形になって
【経営者であるあなた自身に返ってくる】
ということが少なからずあります。
■このように、お客様のみならず、
全ての人間関係において、
【相手の期待を(良い意味で)裏切る】
ということは
相手にすごく良い印象を与えるもの。
経営者として、スタッフと接していく際に、
冒頭に書いた、
【仕事以外での時間での努力をしよう!】
などという意気込みが見られると、
これはすごくすごく嬉しいことです。
経営者の方から、
勤務時間外の努力を強いることはタブーですし、
私自身もするつもりは一切ないのですが、
このことこそ、
【スタッフが経営者である私の期待を
(良い意味で)裏切ってくれた】
ということなのです。
私自身考えもしなかったことですので、
こういったことが不意に起こると
本当に嬉しい気持ちになりますね。
あなたの周りを見渡した時、
このように、
【相手の期待を(良い意味で)
裏切ることができる】
シチュエーションがあるとすれば、
それはどういったことでしょうか。
少し視点を変えて、このように考えると
思いもよらぬ人間関係の好転につながることが
あるかもしれません。