2020年4月1日大きな株を引き抜くためには…
【本日の活動】
・顧問先とのご面談
・確定申告業務
・顧問先の決算業務
おはようございます。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■今日から4月。
新年度の開始ですね。
多くの人が、
まさかこんな形で新年度を迎えようとは
思ってもいなかったのでは
ないでしょうか。
3月は別れの時期であり、
4月は出会いの時期。
ただ、
今年の3月4月は
新型コロナウィルスの影響により、
人と人とがリアルに会うことができる
タイミングが失われることに。
別れは、これまでの出会いに感謝をし、
出会いは、これからの出会いに感謝する。
そんな大切な儀式が
3月4月にはあるように思います。
■とは言え、
どうしようもない新型コロナウィルス
という外的要因ですので、
いかにしてこの外的要因と
上手に付き合っていくか
ということが、大切になってきます。
新型コロナウィルスの影響は
本当に計り知れないものがあり、
私の仕事においても、
今のところダイレクトな影響はないものの、
顧問先にはダイレクトに影響している業種
が少なからずあり、
このことが結果として、
税理士の報酬の減少という形で
そう遠くはない未来に
跳ね返ってくることが予想されます。
今の状況としても、
顧問のお客様の融資の相談に
乗っている時間にかなり多くの時間を
費やしており、
これは全くの無報酬。
無報酬でありますので、
動けば動くほど私の時間給は
どんどん下がっていくわけであり、
端的に言えば、
どんどん赤字に近づいていっています。
■とは言うものの、
本当に苦しいのは上述した
ダイレクトに新型コロナウィルスの影響を
受けている顧問のお客様ご自身であり、
こんなことで
弱音を吐いていられないな
というところ。
税理士などの専門的なサービスを
提供させていただく仕事は、
自分自身のこれまでの知的財産
のようなものに対価を乗せて
報酬をいただくようなもの。
今の局面としては、
このこれまで培ってきた知的財産を、
いわばお客様の幸せのために、
無償で提供させていただいている
という状況です。
幸いにも、
こういった知的財産の提供は、
仕入れなどの現金の支出
を伴うことがないため、
資金繰りとしては何とかもっている、
というところ。
どのようにして、
愛する顧問のお客様の
本当に苦しい今の状況に
寄り添うことができるかと言えば、
税理士としての私の立場上、
こういった融資関係のことなどに
力を尽くすことが
最善であるように思っています。
今は大変ではありますが、
このような時期だからこそ、
顧問のお客様とともに、
この苦しい状況をしっかりと、
正しく見据え、
一緒に未来の幸せに向かって
タッグを組み、
何とか乗り切っていきたいものです。
■こんな時こそ、
人と人とのつながりが本当に大切。
ただ、仕事だけの、
もっと言えば、
利益目的での人とのつながりは、
こういった本当に困窮してしまう局面
においては、
瞬く間に崩壊してしまうもの。
こんな時に本当に感じますね。
大切なのは
【人と人との愛のあるつながり】
です。
そこに利益などは一切関係なく、
本当にお互いの幸せのために
寄り添い合うことができるかどうか
ということが、
何より重要であるように思います。
少なくとも、私自身は、
今こうやって顧問のお客様のために
尽くさせていただいていることに対して、
何のストレスも感じていないので、
今私が取り組ませていただいている
仕事に関しては、
たとえ無報酬であろうと、
私にとって最善なのだろうな
と思っています。
■本当に苦しいのはみんな同じ状況。
なんとか、
各個人が自分の持っている力を出し合って、
みんなに共通して立ちはだかっている問題に
みんなで向き合って、
戦っていきたいものですね。
それぞれが少しの力を持つ
おじいさんやおばあさん、
孫、犬や猫…
こういった少しずつの力が
結束することにより、
この大きな株が抜けたという
心温まるお話を
思い出さずにはいられません。
止まない雨はないですし、
谷があれば必ず山が来ます。
大切なのは振り続く雨の時期や、
凹んでしまう谷である時期を、
いかに有意義に過ごしていくか、
ということ。
今こそ、プライドなどを捨てて、
みんなで手を取り合って、
目の前の危機を乗り越えていきましょう。