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トップページ ブログ > 経営のこと > コロナショックを起業家・サラリーマンともに【働き方の好機】と考えてみる

2020年7月21日コロナショックを起業家・サラリーマンともに【働き方の好機】と考えてみる

こんばんは。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

==================


■東京では
 新型コロナウィルスが
 また猛威をふるっていますね。

 そのような中、

 緊急事態宣言により

 在宅ワークに切り替わっていた人が、

 また以前のように
 通常通り出勤するモードに変わっていき、

 またもしかすると、
 在宅ワークに再び切り替わっていく
 
 というスタイルが
 一般化してくるかもしれませんね。


 我々、
 税理士事務所の業界においても、

 聞いたところによると、

 一時的には在宅ワークが
 推進されていたものの、

 最近になり、

 従来の出勤していくというスタイルに
 変わっているという事務所が

 少なからずある様子。


 私自身は、

 経営者として、

 スタッフの通勤時間や、
 私自らの移動時間などを考慮し、

 緊急事態宣言が明けてからも、

 スタッフと共に
 在宅ワークを継続している状況。


 こうした行動をとった背景としては、

 新型コロナウィルスが
 また影響してくることも
 考えていたこともあるのですが、


 それを超えて、

 今後の働き方として、

 このような

 『出勤しない仕事の仕方』

 というものが
 一般化してくるのではないかと思い、


 また、

 『これで良いのではないか』

 という想いもあり、

 あえて在宅ワークを
 ずっと継続しているところなのです。


 そして、

 大変辛い事実ではあるのですが、

 今回の在宅ワークへの
 切り替え等に際して、

 従来正社員であった方が、

 その待遇を変えられることを
 余儀なくされてしまい、

 場合によっては

 『契約社員』へ、


 また場合によっては

 『パート』へ、


 また場合によっては、
 
 『解雇されてしまう』


 というような状況が

 至るところで見られてくるように
 なりました。


 このような中で、

 【自らの仕事の仕方を見直す機会】

 が、かなりあったのではないでしょうか。



■今日お話をしていくことは、


 【今後の仕事の仕方】

 について。


 従来の日本においては、

 『終身雇用』

 というものが
 一般的であったわけではありますが、

 ここ最近の状況からして、

 『個々人の技量に応じて
 昇進などをしていくような評価のされ方』

 が多くの企業で見られるようになってきました。


 今回の新型コロナウィルスにおいても、

 出勤して仕事をしない分、

 『在宅』という状況において

 【いかに効率を上げたか、
  仕事において成果を出したか】

 ということにおいて評価されることが
 少なからず出てきているのではないか
 と思います。


 つまり、

 【働き方に関わらず評価される仕組み】

 が変わってきているということなんですよね。


 これは、

 これまで毎月決まった給料にて、
 当たり障りのない仕事をしていた方にとっては、

 不都合なことであるでしょうし、


 逆に、毎月定額の給料を得ていた方で、

 一般の同僚の仕事を超える成果を
 生み出していた方にとっては、

 このような

 『実績による評価制度』

 については、
 すごくありがたいことではないかと思います。


■また、

 在宅に切り替わったことにより、

 従来は

 『対面でのコミュニケーション』

 をしていたところが、
 
 『非対面でのコミニケーション』

 に変わっていき、


 いわば、これまでの『日本的な文化』である

 「言わないでも分かってくれ」

 といった空気感から、


 『積極的に、対面せずに
 自分の意思を伝えていくコミニケーション能力』

 も必要となってきている状況が
 あるのではないかと思います。


 そのようなことから考えると、

 新型コロナウィルスの影響により、

 仕事の仕方の転換を
 強いられている状況もあるのですが、

 一人ひとりが
 正社員として勤務していた状況から、

 起業家として独立していくような状況が
 あっても良いのではないか

 と私自身は思っているところ。


 つまり、

 経営者にとって、

 雇用をしていくということ自体が、

 この先行き不透明な状況においては、
 かなりのハイリスクであり、

 また、

 サラリーマンの方にとっては、

 やはり先行きの見えないこの状況において、

 『一つの企業で継続して雇用されていく』

 という状況は、

 同じくリスクの高いことであるのではないか
 と思うわけです。


■そのようなことから考えると、

 サラリーマンの方についても、

 自らが超微粒子企業として独立し、

 『複数の企業や経営者の方から仕事を受ける』

 という状況があっても
 良いのではないかと思います。


 またこの状況は、

 経営者においても、

 一つの仕事を『正社員』という
 固定化された人材に任せるのではなく、

 『外注』という形で、

 上述した超微粒子企業として活動している
 起業家の方に依頼していくことにより、

 【リスクの分散】

 が図れるのではないかと思うんです。


■人は仕事をしている状況に加え、

 『家庭』や『趣味』といった、

 『仕事以外の居場所』を持っていますよね。

 このような感覚で、


 仕事についても、

 複数に分散して良いのではないかと
 思っている次第。

 やはり人は
 社会的な拠り所の存在が不可欠ですし、

 仕事についても
 一つのところに固執するのではなく、

 あえて複数のルートを持つことにより、

 精神的にも、肉体的にも、

 ストレスの少ない仕事の仕方が
 叶うのではないかと思うんですよね。

■そういった中で、  これも上述した  『言わないでも分かってくれ』  というような  従来型の日本型スタイルではなく、  あえて、  活発に自分の考えを確実にしっかりと伝え、  こと細かに  自分の思っていることを伝えていくような  コミュニケーションをしていくことが、  今後必要となってくるのではないかと思います。 ■その中でも大切なことは、  【経営理念】や【ミッション】であり、  これを一人ひとりの『外注』  (フリーランス・超微粒子起業家)に  しっかりと浸透させていくこともまた重要。  正社員でないとこのようなことは  難しいように思われていましたが、  ここ最近の動きを見たところで考えると、  このような柔軟な仕事の仕方が、  今後の主流となってくるのではないか  と思われます。  経営者にとっても、  仕事をする側にとっても、  心地よく仕事をしていくことができる環境を  整えていきたいものですね。 --------------------  《本日の微粒子企業の心構え》 ・従来の日本型スタイルである、  『言わないでも分かってくれ』  といった考えは、次第に淘汰されてくる。 ・これからは  『一人ひとりが起業家として  独立した存在で仕事をしていくこと』が、  経営者にとっても、労働者にとっても  得策とも考えられる。 ・人は社会的な拠り所を望むものであり、  仕事においても  あえて複数の拠り所を求めることにより、  心身ともに気持ちよく仕事ができるものである  という気持ちを持って、  現状の状況を改善していくべし。 --------------------  今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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