2020年7月25日【進撃の巨人】から学ぶ経営の世界観
こんばんは。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■最近、Netflixの契約をしました。
いろいろな経営者の方から、
『アニメからは学ぶことがすごく多い』
とのお話を聞いて、
実際に少しずついろいろなアニメを
あえて観ているところ。
最近見た中で、
【進撃の巨人】
とアニメがあるのですが、
今まで当たり前に暮らしていた世界に、
突如10メートルを超えるような巨人が現れ、
その巨人が人間を次々に拾い上げ、
食べてしまうんです。
これを見たとき、正直蒼ざめたのですが、
このことに対し、
人間の兵士の集団が力を結集して、
巨人の討伐へと挑んでいきます。
その中で、いろいろなことが
明らかになってくるのですが、
結局のところ、
我々人類の住んでいる世界は、
ごく狭いものであり、
少し遠くに行ってみると、
そこには巨人の住む場所があり、
【人間の考えには到底及ばない
常識のある巨人の世界】
もまた存在しています。
■最終的には、巨人から人類を救いだし、
主人公たち仲間がずっと夢を見ていた、
海に辿り着きます。
その海の向こう側には、多くの世界があり、
そこに希望ある未来が溢れているだろう
ということで、
巨人の討伐を進めつつ、
この夢のある未来に進んでいくわけですが、
結局、最後に海を見にした主人公は、
「海の向こうには自由がある。
ずっとそう信じてた。
でも違った。
海の向こうにいるのは敵だ。
向こうにいる敵を全部殺せば、
俺たちは自由になれるのか…」
■物語全体としては、
ハッピーエンドな雰囲気で物語の終焉を
迎えたはずだったのですが、
この主人公の意味深な一言により、
何とも言えぬ空気感に包まれ、
全体の物語を終えることになります。
結局のところ、
これは我々リアルな人間の世界でも
存在するように思うんです。
我々微粒子企業にとっての巨人は、
上場企業などの大企業であるかもしれず、
また人間の世界を越えていくと、
昆虫の脅威は、
昆虫採集をする人間の子どもかもしれません。
このように、視点を変えることで、
世界のあらゆる事象を認識することになり、
また同時に、この世界の広大さを
認識することにより、
自らのビジネスはもちろんのこと、
そこから考える
人間関係、
人生観、
周りの人々との関わり方、
幸せへの考え、
地球との向き合い方…
いろいろなことに対しての認識が
変わってくるのではないかと思います。
■どうしても日々の仕事に追われていると、
目の前のことしか見えないもの
ではありますが、
しっかりと今自分の置かれている場所は、
【広い宇宙の中の点にも満たないような存在】
であり、
今自分の信念を貫いていこうとしたら、
どのようなことを考えていくべきなのか
ということを、
常に自問自答していきたいところです。
ゆでガエルの喩えに見られるように、
ずっとその心地よい温度の世界に
浸っていると、
何の変化も成長のないまま、
一生を終えていくと思います。
もちろんそれはそれで良い
といった世界観もあるかもしれませんが、
経営者として経営を存続していく以上は、
適度なプレッシャーとストレス、
そしてそれに伴う適度な変化や成長は
最低限必要ではないかと思っているところです。
■本当に自分のこれまで見聞きしなかった
小説やアニメ、ドラマや映画…
場合によっては、
日常生活の今まで行ったところない
博物館や美術館など(私の場合ですが)、
そういった自分の世界とは違った
世界の感覚を享受していくということは、
ここまで書いてきたことから考えると、
極めて重要ではないかと思う次第です。
もし少しだけでも時間があったとしたら、
あなたもぜひ
このような自らの知らない世界に
少しだけでも足を踏み入れてみては
いかがでしょうか。
そこは、あなたにとっての
【学びの宝庫】
であるかもしれません。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人にはその人独自の【世界観】がある。
ただ、その世界観はこれまで自分が見聞きした
だけの世界にすぎない。
・宇宙の中の点にも満たない自分の世界の外
には、多くの未知のものがある。
人の幸せに寄与するための経営を考えた時、
その幸せも多種多様。であるとするならば、
自己の世界を超えた世界観は、しっかりと
享受しにいくべきではないだろうか。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。