2021年12月19日「吉田松陰の大和魂」に見る、経営における【諦めない力】
日曜日も3時起きで爆進中!
朝一のちょっとの読書は、
脳もさっぱりしていて、
入ってくる情報量も多い気がしますね(^^)
今日はお昼過ぎまで家族と過ごし、
その後は平日にできない仕事を捌く予定。
年末前に早くも正念場です(笑)。
■まさに、今こそ絶体絶命の大ピンチ…
そんな時に私が思い起こすのが
『吉田松陰』のこと。
ペリーが黒船に乗って来航し、
人々が恐れおののいていたそんな中、
「もしこの黒船に乗って
商売をしたらどうだろうか」
と考えたのが吉田松陰である、
というお話を聞いたことがあります。
■結局、吉田松陰は
そのペリーの黒船に乗って
密航しようとしていたところを
バレてしまい、投獄されたとのことですが、
その投獄される道中において
読んだ詩もまた有名ですね。
「かくすれば かくなるものと 知りながら
やむにやまれぬ 大和魂」
という詩。
【こうなるということは
分かっているにせよ、
「どうしようもなくやり遂げたい」
という止むに止まれぬ想いこそが
この大和魂というものだ】
という意味合いなのでしょう。
これが上述した私の感じる
絶体絶命の大ピンチ(汗)とリンクし、
【この大ピンチだからこそ、
窮地に追い込まれたからこそ、
どうにかしたい】
という想いが、
不安とともにではあるものの
湧いてくる
というわけなんですね。
■私自身が経験してきたこととして、
長きにわたって勉強してきた
『税理士試験』があります。
税理士試験は『2時間』
という制限時間なのですが、
往々にして、その回答時間は
どう考えても『2時間半~3時間』
は必要なものが出題されます。
そんな中で、その時間との戦いの中、
心が折れそうになるものなのですが、
最後の最後、『残り10秒!』というところで
その匙を投げ投げなかった場合、
【その10秒間は相当な集中力を発揮でき、
残りの解けるところを解いて
点数を奪っていく】
という独特な感覚があったのを
今でもよく覚えています。
そして、その感覚があった試験では
『合格』していることが多く、
逆にその感覚を感じられなかった
試験については例外なく『不合格』
となっていたような記憶なんです。
■これは、
顧問のお客様とのご面談や、
コンサルティングの場においても
感じているところで、
どうしてもお客様が感じていらっしゃる
【解決したい点】
が見えなくなってしまう中で、
「これはどう考えても解決しない…」
ということで匙を投げるのではなく、
【何とか面談前ギリギリの時間、
そして面談中においても
粘り強く思索を重ね、
お客様との対話を重ねることにより、
パッとひらめくものがある】
こともあるわけですね。
要は、
【最後まで粘り強く諦めずに
対話を続けること】
こそが重要であり、
これは上述した『絶体絶命の大ピンチ』
であればある時ほど
その危険察知能力が感知し、
圧倒的な突破力を発揮するようにも
感じています。
■いろいろ述べてはきましたが、
【経営においてピンチに感じている時ほど、
その視野がグンと広がり頭は冴えわたる】
というものです。
ピンチな時ほど
そのピンチである状況に白旗を上げる
のではなく、
しっかりと現実を見据え、
圧倒的な集中力をもって、
また吉田松陰の
『大和魂の句』を思い起こし、
その経営の思索を深め、
行動をしていきたいものですね(^^)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・【絶体絶命のピンチ】な時ほど、
場合によっては大きな力を発揮できるもの
でもある。
・上記のピンチは
『何かしらのタイムリミットギリギリ』
という局面においても同じことが言える。
【切羽詰まった状態の際は、
むしろ危険察知能力が鋭く機能し、
その突破口が開かれる】
ということを往々にして感じられる。
・絶体絶命のピンチであるからこそ、
その際の視野を大きく広げ、
最後の最後まで粘り強く思索を巡らせ、
その突破口を見つける努力をしたいもの
である。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。