2021年12月24日「経営者は孤独である」は本当?
■「やっぱり最後は人ですよね。」
年末に差し掛かってくる中で、
いろいろな税務相談や経営相談を
受けさせていただくのですが、
本当に多くの経営者の方から
いろいろな情報を見聞きしている状況。
業種問わず様々な業界の社長と
お話しをするので、
私自身本当に良い勉強にもなりますし、
また良い刺激も受けさせていただいている
というところです。
■そんな中、
『従業員さんとの関係』
に悩んでいる状況で、
【そのようなことを
周りの人に話していると、
すごく良い巡り合わせで、
業務提携のお話が来た】
ということがあったそうです。
これは、
「そんなにその従業員さんのことが
大変な状況だったら、
今のお店をうちの直営店にして、
その従業員さんごと
うちで引き継ぐこともできますよ」
という展開になったそうなんですね。
そのような状況となると、
【従業員さんの雇用をやめて、
その店舗経営自体を辞める】
ということもなく、
【店舗経営を継続しながら、
なおかつ従業員さんの雇用も守られる】
という状況ですので、
良い展開が見えてくる
わけですね。
■その他にも、
『SNSを使った集客』
をしていこうと悩んでいた際に、
よく行く飲食店や知り合いの社長などに
そういった話をしていたところ、
その飲食店に居合わせた人との
たまたまの巡り合わせにより、
そういったSNSを使った集客を
格安でお手伝いしてくれるようになった
というお話にまで繋がったとのこと。
■経営者という立場は
どうしても一人ぼっちであるため、
そういった相談相手もいない
というのが現状。
しかしながら、
「相談相手がいない」
と思っているのは
案外経営者の凝り固まってしまった
固定観念であるかもしれず、
見方を変えれば、
【そのような自由な状況であるからこそ、
いろいろな人にそういった相談を
することができる】
という側面も。
現にその方については、
【そういった相談を
いろいろな人にする中で、
経営の打開策を見いだすことができた】
という状況だったんですね。
その方の行動を第三者として
見せていただいていると、
【すごく謙虚で、かつ、
変化に対して柔軟な対応をされている】
という感覚。
そして、『人懐っこい』
という性質もあるため、
周りの人からも好かれる
というものなのでしょう。
■結局のところ、人は
【この人の為なら協力したい】
と思ってもらえるような人になり、
その手助けをしてもらうことができる
立場にあるとしたら、
そのこと自体がその人の強み
となるものなのかもしれません。
結局のところ、
【人は人との繋がりで成り立っている】
ものであり、
これは経営でも同じことが言える
のではないかと感じている次第です。
【積極的に、自身の抱えている悩み、
そして成功体験なども
人に共有することにより、
さらなる経営の発展を目指して
取り組んでいく】
ということは
案外重要なのかもしれませんね。
■最終的に、
自分の力はあっという間に
限界が来るものであるものの、
そこに
【周りの人の力が乗ってくる】
としたら、
時に大きな効果を発揮するもの
と言えるでしょう。
そのような
【人との関係を重視する経営】
こそ、大切にすべきことなんだろうな
と思った次第です。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者は【孤独な存在である】
と言われるが、それはもしかすると
【思い込み】に過ぎないのかもしれない。
・結局のところ、
『人間関係』も『経営の発展』も、
【人があってのこと】
であると言える。
・そのように考えると、
【悩んでいる時こそ人にそういった
『悩み』や『問題点』を共有し、
その相談相手になって下さった人に
アンテナを張ってもらうことにより、
そういった点の改善が見込まれる】
というのもまた現実ではないだろうか。
・結局は
【人と人との繋がり】
により人生も経営も
発展していくものであると言える。
そういった面では、
【周りの人たちに感謝の気持ちを持ち、
時に(良い意味で)甘えながら
経営をしていく】
ということは重要なのかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。