2022年2月22日社長がスタッフに問うべき【2つの質問】とは
■今の私がまさにそうなのですが、
どうしても業務が繁忙な
状態になってしまうと、
本業ではない雑務などに関しては
極力早め早めにこなしたい
というもの。
そんな中で、いわゆる
『打ち合わせ』や『会議』
といった
本業とは直接関係しないもの
があるかと思います。
仕事に追われている状況で、
そのような打ち合わせなどに
時間を費やすことは
極力避けたいものですよね。
■私の事務所としても、
週一度『所内のミーティング』
をしているのですが、
この繁忙期の状況だと、どうしても
【その時間すら有効に使いたい】
というところ。
しかしながら、
この週一のミーティングは、
スタッフのみんなのこれまでの
一週間の動きをフィードバックしてもらい、
その改善点を探っていく時間でもあるため、
かなり貴重なものでもあります。
これは弊所のみならず、
いろいろな会社で同じような状況が
想定されるように思うわけです。
■そんな中、
こういった
ミーティングに関しても、
しっかりとブラッシュアップを
していかなければなりません。
全員がしっかりと参加意義を持って
参加しないことには、
とある人にとっては
『無用な時間』となってしまい、
そうなると
【何の意味をなさない
話し合いになってしまう】
というもの。
■そんな中、
弁護士の高井伸夫先生の著書である
『朝10時までに仕事は片付ける
モーニング・マネジメントのすすめ』
の中に、大変興味深い箇所を
見つけましたので、
今日はそれを紹介させていただきたい
と思います。
朝10時までに仕事は片づける
■どういった点かと言えば、
高井先生がスタッフと
マンツーマンの面談をする際に、
次の2つの質問をされる
とのことなんです。
一つ目は
【今一番気がかりなことは何?】
そして二つ目は、
【それで君の次の一手は何?】
といった2つの問い。
そしてこれは毎回のことであるため、
スタッフの方に関しても、
それに回答する準備をして
その面談に臨むので、
ただ無駄に時間が過ぎる
ということはなく、
【むしろ明確に問題点や
その解決策を模索することができる】
とのことなんですね。
これは私にとっては目から鱗で、
「確かに、相当的確な2つの問いだな」
と感じたところ。
■どうしても
ミーティングや面談の時間は、
【ただ何となく過ぎ去ってしまう時間】
という状況が多少なりとも
あるのではないでしょうか。
そんな中、このような問いを
投げかけることにより、
【双方にとってズレのない
意思疎通ができる】
となると、これは極めて有用である
と言えるのではないかと。
■上述してきたことは、
『打ち合わせ』や『面談』においての
考えるべき点だったのですが、
『経営』においては、当然面談や
ミーティングだけではなく、
その他数多くの業務が存在します。
その業務一つひとつについて、
こういった
【効率性を追求した方策を模索すること】
はかなり大切なのではないか
と思う次第。
■そして、
何となく無駄に感じたものに関しては、
その無駄ということは紛れもない
真実であるはずなので、
【その無駄を次から排除するためには
どうやったら良いか】
ということを、
経営者自らはもちろんのこと、
その周りのスタッフなどとも共有し、
【その解決策を即座に検討すること】
もまた重要なのかもしれませんね。
■それにしても、
今回の高井伸夫先生の
この『2つの問い』は、
私にとってかなりのインパクトでした。
スタッフもこの記事を
読んでいるはずなので(?)、
今回の記事を通じて、
この『2つの問い』の準備を
してくれることを期待して(笑)、
記事を締めくくりたいと思います。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営においては、
【本業に付随する雑務的なもの】
が少なからず見受けられるもの。
・『雑務』とは言え、それは
【経営の枝葉の部分】
でもあるため、
大切な側面もあるものである。
・しかしながら、それはあくまでも
枝葉の部分なので、
【そこの枝葉の部分をいかに効率化して、
本筋の幹に繋いでいくか】
ということは極めて重要であると言える。
・経営の中で無駄を感じたら、
即座にその無駄を排除すべく、
【どのような一手を打ったら良いか】
ということを、経営者自らのみならず、
周りの人にも共有して
その経営の効率化を進めたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。