2022年3月30日【新規顧客と既存顧客】から考察する売上の仕組み
■コロナ禍ではありますが、
次第にコロナに対する認識も
世の中で変わり始めているような
感じがします。
その中で大きいのが、
【政府による蔓延防止策への緩和】
ではないでしょうか。
感染は広がっているものの、
こういった政策が講じられている
ということを考えると、
世間一般にもそういった考えが浸透し
(良いか悪いかは別として)、
【それがそのまま経済の流れになるのかな】
と思うところです。
■そんな中、
コロナにより停滞していた
『新規の顧客獲得』も以前に比べ
しやすくなったのではないでしょうか。
従来コロナが出始めた頃は、
新規顧客の獲得が
そもそもできない状況で、
【いかにして既存のお客様との
パイプを繋いでいくか
ということが焦点になっていた】
ということが少なからずあるのですが、
ここに来てようやく
新規顧客の獲得にも
動き出せそうな気配ですよね。
■お客様の構図としては、
大きく分けて
【新規顧客】と【既存顧客】
という分類がされることに。
詳細を詰めると、さらに分けて
考えることもできるのですが、
一般的には
【新規顧客から既存顧客へ
ステージが進んでいく】
ということが考えられます。
■そんな中、
【新規顧客の獲得は、
それなりのコストがかかり大変である】
というお話を以前の記事でも
書かせていただきました。
<2022.2.8売上は【新規】だけではない?>
https://muratax.com/2022/02/08/4888/
その構図はコロナ禍であっても
そうでない状況であっても
変わらないのではないかと思います。
そんな中、注目すべきは、
【新規顧客をいかにして
既存顧客に持っていくか】
ということ。
結局のところ、
新規の獲得は大変であるものの、
ひと度自社の商品やサービスを
購入してもらい、何らかの方法で
その『ファン』になってもらえさえすれば、
【そこからまた再び商品やサービスを
購入していただくことや、
そのお客様から新規の紹介が生まれること】
もまた考えられます。
そのように考えると、
【新規顧客を一見客で
終わらせてしまうのか】、
それとも、何らかの方法で関係性を作り、
そこから
【濃い信頼関係の下結ばれたファンと
商品やサービスの提供側
という構図が作れるかどうか】
ということがキーではないか
と思うわけです。
■先ほども述べさせていただいた通り、
『新規顧客』の獲得は大変ではあるものの、
一度ファンになって
それが『既存顧客』にステージが上がると、
【その既存顧客に対する
商品やサービスの提供は、
新規顧客のそれと比べ、
割と取り組みやすくなる】
というもの。
しかしながら、
【新規顧客を掴んだものの、
何も手を打たないまま、
そのまま一見のお客様として
帰してしまっている】
ということが少なからず
見受けられるのもまた事実。
■これはいわば
【機会損失】
とも言われるものであり、
こういった『機会損失』を
生まないようにするために、
【その商品やサービスの
売り方などの導線】
そして、
【お客様との関係性】
について、今一度見直してみては
いかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・顧客は大きく分けて
【新規顧客】と【既存顧客】
に分類される。
・『新規顧客』の獲得はそれなりの
コストと労力を要するものであるが、
『既存顧客』については、
【新規顧客ほどの
コストや労力が必要でない】
と言える。
・大切なのは、
【新規顧客といかに関係性を築いて
ファン性の濃い既存顧客にしていくか】
ということ。
・『既存顧客』は、商品やサービスを
再度購入していただくのはもちろんのこと、
そこからさらなる『紹介』などにも繋がる
可能性があるため、こういった
【新規から既存への導線を
上手に設計すること】
もまた大切であるということも
心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。