2022年5月4日木の葉モールで目にした【目から鱗のサービス】とは
■先日、
家族でとある施設の立体駐車場に
駐車をしたのですが、
その際に面白いものを目にしました。
…とは言えもしかすると、
ある程度メジャーなのかもしれませんが、
【駐車中の車を洗車する】
というサービスがその内容。
ちなみに、
福岡市西区の木の葉モール橋本の駐車場。
<木の葉モール橋本のHP>
https://konohamall.com/
洗車と言えば、
【自らガソリンスタンドや
洗車場などに行き、
または自分の家で道具を買って洗車する】
というのが一般的ですよね。
そんな中、これは
【買い物中、車を駐車している間に
洗車のサービスが終わっている】
という画期的なサービスなんですね。
■上述した、
『洗車場やガソリンスタンドに行ったり、
自宅で車を洗う』
という行為は、
【改めて時間を設定して
行動をとっている状況】。
しかしながら、このサービスは、
『買い物中』という
【買い物に時間を使っている間に、
新たな時間を消費することなく
洗車が終わっている】
というものなんですね。
■万人において共通するのが、
【時間は有限であること】
であると言えます。
<2020.3.16悩んだときにすぐさま
とるべき行動とは>
%url2%(https://muratax.com/2020/03/16/2378/)
したがって、
そのような前提に立つと、
【移動の際には時間をお金で買うため
タクシーを利用したり、
掃除に関しては、
清掃の外注をすることにより、
自らの時間をお金で買う】
という行動が有用であるものと
考えられます。
それ位
【時間は重要である】
ということなんですよね。
その時間をいわば
『生み出している』ようなサービスが、
この
【駐車中の洗車サービス】
のように感じてならなかった次第。
■また、
『時間を生み出している』
という面に加え、
【駐車中に洗車をする】
という今までになかったビジネスモデルを
また美しく感じたところです。
駐車中は『買い物』という
その他の行動をとっているわけですが、
商品やサービスを提供する際において、
【お客様に待っていただいている時間】
というものは多少なりとも
あるのではないでしょうか。
特に『店頭販売』などに関しては、
【お客様が注文した後に、商品やサービス
を提供するまで時間を要すること】
が考えられます。
その間お客様はどのような行動を
とられているでしょうか。
その店舗内にある
雑誌に目を通したり、
ここ最近は電車内でも
普通に見られるような、
スマホを操作している
ということが通常ではないか
と思います。
■これは経営において、
【機会損失】
に繋がっているような気がして
私はなりません。
その待っている時間に、
そのお客様に対して、
【さらにそのお客様のニーズを
満たせるような商品やサービスのご案内】
ができれば、より経営の向上が
見込まれるのではないでしょうか。
■例えばですが、
『クリーニング屋さん』で
商品の受取や受付などに
数分時間を要している際に、
洗濯のしやすい洋服や、
使いやすいアイロンを紹介する
動画を流したり、
案内のポスターを店内に貼ったり…
そのようなことにより、
【クリーニングの目的で来たお客様が、
そこからその近いところからの
ニーズに気が付くこと】
も想定されます。
■また、
『病院の待合室』などに関しては、
そもそも病気をしないような
食事方法のレクチャー、
健康を作るための筋トレやストレッチや
運動の方法を指導するプログラム、
さらには、添加物を使っていなかったり
など、体に優しい食品の販売…
そのように『病院』
という顕在的なニーズから派生して、
【少し手を伸ばした
潜在的なニーズにアプローチする】
というのも一つの方法であるように
思うわけです。
■そのような、
【お客様の待ち時間にリーチする】
という方法は、どのような業界においても
考えられるものではないでしょうか。
今回は『立体駐車場の洗車サービス』
を見た際に、そのようなことに
思いを致した次第。
ぜひあなたも、こういった
【本来は使える可能性のある時間で
実際は使うことのできていない
お客様の時間を発掘し、
そこに現状の商品やサービスから
派生するものなどを提供する】
という視点で商品やサービスを
見直してみるのも良いかもしれませんね。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・『駐車中に洗車をするサービス』は、
【お客様の時間を生み出すこと】、
そして
【お客様が考えもしなかった潜在ニーズ】
を満たしているように感じられる。
・どのような業界においても、
【お客様が待っている時間】
というものをは多少なりとも
見受けられるもの。
そこにアプローチする形で
【現状の商品やサービスから
少し範囲を広げた
新たな商品やサービスを提供すること】
を考えるのも良いかもしれない。
・本当に大切なのは、
『顕在化しているニーズ』
というよりもむしろ
【潜在的なニーズ】
であると言える。
その潜在ニーズを発掘して差し上げて
お客様に気付かせることができると、
【相当な顧客満足に繋がるもの】
と心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。