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トップページ ブログ > 税務について > 法人成りを検討する【2つの視点】とは

2022年6月10日法人成りを検討する【2つの視点】とは

今日は久しぶりに夜遅くの配信です。

今日は珍しくかなり仕事が立て込み、
ようやく先ほどひと段落・・・
肩がコリッコリです(笑)

それに加え、
今日は娘のお友達がお泊りに来ているので
また賑やか(^^)!

子どもたちの笑い声には
(かなり大きな声ですが(笑))
癒されるものです(^^)。

さてさて、

明日6月11日の【微粒子起業家・交流会】、
お申込みはまだまだ受付中です。

https://forms.gle/8fgeeq9fUC3rATBf7

単に経営の相談をしたい
(交流は特にしたくない)
ということでも大丈夫です。

なお、午前中にお2人からのお申し込みが
あっており、この時間なら交流できますが、

あとはフリーでなので、
これ以降は村田とのマンツーでの
対話ができます
(嫌かもですが!笑)

かなりの破格ですので、
ぜひ当日でもお気軽に
お問い合わせ下さい(^^)。

なお、明日の当日は申込フォームからの
お申し込みに加え、
こちらにご返信いただく形か、
またはMessengerなどでの
ご連絡をお願いいたします。

さて、本題です!


--------------------


■コロナなどの状況はありますが、


 その状況を見据え
 オンラインなどの経営転換など、
 柔軟に対応を変えていらっしゃる
 経営者の方については、

 【経済状況にかかわらず
 その売上も好調で、
 晴れて法人成りを検討される】

 ということも
 少なからず見受けられます。

 (この一年で10社ほど法人成りに
 関わらせていただいたような感覚。)

 『法人成り』を検討する場合、
 方法としては主に2つあるかな
 というところ。

 一つは、

 【個人事業の『すべて』を法人に 
 持っていくことでのトータルの節税
 を加味しての法人設立】、

 そしてもう一つは

 【個人事業主での国民健康保険料を
 削減するために個人事業の『一部』だけ 
 法人に持っていくことでの法人設立】

 というところ。

 
■そして、


 その中でも注意をしたいのが、

 【小さなお子様がいらっしゃる場合の
 実質的な現金の収入】

 なんですね。

 中学生までは

 児童手当の給付を受けることができるのが
 通常かと思います。

 そして場合によっては、
 
 【ひとり親などの家庭に関しては、
 その状況に応じて別の給付がされる】

 ということもあるのでは 
 ないでしょうか。

 
■そこでしっかりと考慮すべきことが、


 『節税』といった面と、
 その実際にもらえる可能性のある
 『給付金』などをトータルで考慮し、

 【最終的に手元に現金が多く残る
 方法を模索すべき】

 ということなんですね。

 往々にして、給付金については
 『所得制限』が設けられており、

 【ある一定額の所得を超えると
 その給付金が減額されたり、
 または給付停止になったり】

 ということも。

 ちなみに児童手当の所得制限はこちら。

 <内閣府HP-児童手当制度のご案内>
 https://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/annai.html

 場合によっては、

 【節税をストップし、
 その給付金をもらう方に進む】

 ということが有効かもしれませんし、

 また多く税がかかっている
 状況であれば、

 【あえて給付金をもらう権利は
 捨てることにして、

 多額の節税するために、
 法人から個人に払う役員報酬などを
 検討し、手元に残るお金を多くすること】

 もまた考えられるでしょう。

 大切なのは、上述してきた
 
 【税金と社会保険、そして
 給付金などのトータルの面を
 総合勘案して、ベストな解を探ること】

 なんですね。

    ■また、  法人設立においては    【合同会社か株式会社】  ということで迷われるケースも  少なくないのではないか  というところ。  現実問題として、まだまだ  『合同会社』は知名度が低く、  【対外的な信頼状況を考えた際、  株式会社に負けてしまう】  ということが通常かなという感覚。  税務的には、合同会社であろうが  株式会社であろうが  全くもって変わりはないのですが、  【やはり合同会社はまだまだ  知名度と信頼度は高くないのかな】  という感じがするんですね。   ■合同会社は『10万円』ほどで、  株式会社は『30万円』ほどで  作ることができるものですが、  その差は『20万円』というもの。  この20万円を大きいと見るか  小さいと見るかはその状況次第  ではあるのでしょうが、  今後の効果が及ぶ長期間を見据えると、  もし合同会社で上述してきたリスクを  感じられることがあれば、  【合同会社ではなく、株式会社として  法人をスタートした方が良いのではないか】  というところ。   ■法人成りについては、  その他にもいろいろな  論点がありますので、的確に  【法人設立のメリットやデメリット】  を熟慮し、ベストな解を  探っていきたいものですね。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・法人成りを検討するにあたっては、    【税金や社会保険料のほか、  給付金なども含めてのトータルで  検討すべきであるもの】  と心得ておくべし。 ・場合によっては  【節税を最大限利用し、  あえて給付金をもらわないことにより  手元の現金が最も多く残る状況を  作ることができること】  も想定される。 ・『合同会社か株式会社か』  ということで迷うものであるが、  現実問題として合同会社は  まだまだ知名度や信頼度が  株式会社に比べると弱いのが  一般的である。  したがって、  【最初の手出しは  多くなってしまうものの、  迷っているのであれば  株式会社を選択すること】  が有用であるということもまた  心得ておくべし。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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