2022年6月20日【適切な目標設定】によりルールが変わる
■目標設定については、
これまでにもいろいろ述べてきたところ
ではあるのですが、先日は、
【『悲観的な面』と『希望的な面』
の両面をハイブリットな形で
目標設定をすべきである】
というようなことを
書かせていただきました。
<2022.6.15目標は【希望+悲観】
で設定を!>
https://muratax.com/2022/06/15/5312/
■経営者においての目標設定は、
【事業での利益】、
そして、
【その事業の利益を自分の財布に
持ってきた際の個人のお金】
の両面があると言えますよね。
そしてその後の自分の人生において、
場合によっては、
『お子様の教育費』であったり、
『自分自身の老後資金』であったり、
『親の介護資金』であったり…
そのような
【万一に備えるための
支出の準備をしておくこと】
も必要となりそうです。
■そして、
実際に試算をしてみると、
万一のリスクに想定しながら
仮説を立て検証する中で、
【思いのほか莫大な額が必要】
ということに気が付くはず。
『希望的な未来をもっての目標設定』
ももちろん大切ではある一方、
どちらかと言えば、
【その将来必要となる莫大なお金】
の方が現実味や臨場感があるのでは
ないでしょうか。
そのように考えると、その莫大に
必要となる資金を念頭において
【この資金を捻出するためには
どのようにしたら良いか】
ということを考えるのが
現実的というもの。
■そして何よりこの
【将来の必要な資金の試算をする】
ということが大切である
と言えそうです。
これこそが、
希望ある未来に向かっての
目標設定の反対の面でもある、
【悲観される未来に杭を打つべく
目標設定をする】
ということなんですね。
そうなると、場合によっては、
【今までとは違ったルールで
人生や経営を考えていく】
必要があるかもしれません。
もしかすると、
【今のビジネスでは
到底その額に達することはない】
と予想されるかもしれませんし、
もし達成できそうであれば、
【それから先の希望ある未来を
見据えること】
ができるかもしれません。
大切なのは、
【その悲観される未来をどう見据えるか】
ということなんですね。
■試算すること自体は、
そこまで手間はかからない
かと思うのですが、
【その悲観される未来に備えるためには
今日どのような動きをしようか】
ということについて
悩んでいくのではないか
というところ。
しかしながら、もしかすると
【そういった思考に
経営の突破口が見える】
ということも少なからず考えられます。
どうしても
『自らの経験においての経営の思考』
となっていますので、
見えていない部分が多いんですね。
■そのような悲観的未来を
あえて見ることにより、
【外部の人から助言をもらう】
ということももちろん
大切ではあるのですが、
【この悲観される未来に必要となる
莫大な資金を作ろうとするためには
どのようにすれば良いか】
ということを経営と人生の両面から
考察せざるを得ない状況に
なるわけです。
こういった強制力がないと
どうしても人は動けないもの…
■私自身も、
自分だけの意志に従っているようでは、
何ともしがたいような人間ですので…
「やはり外部の強制力は必須だなぁ」
と痛感しているところ。
最近の円安の状況なども
本当にこれまでにはない
未曾有の状況であるため、
改めてそんなことを思い致した次第です。
少なくとも『将来に必要な資金』
は避けようのない事実ですし、
場合によっては
【今目の前にある経済の概念事態が
壊され、また新たな経済社会に
突入する】
ということも考えられます。
■大切なのは、
【そういった万一があるかもしれない】
ということ、そして
【悲観される未来は
かなり目の前に近づいている】
ということを意識して、
【そのことから逆算して
今日すべき行動を決めること】
ではないでしょうか。
どうしても直視しがたい
事態ではあるのですが、
しっかりと現実と向き合い、
適切な目標設定のもと、
今日の行動を決めていきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・ここ数日の円安の動きなどを見ていると、
【将来がなおのこと怖くなる感情】
は避けられないように感じる。
・大切なのは、
【現実を直視する】
ということ。
これを先延ばしにして
何の対策もしないようであれば、
【知らず知らずに
泥沼に足を突っ込んでいく】
ということにもなりかねないのでは
ないだろうか。
・人はどうしても
自らの意思に任せるのみでは
甘んじた方向に進んでしまうため、
適切に【外部の強制力】をもって
その経営と人生の行く先を
その都度軌道修正し、
【盤石な基盤を作るためには
どうすれば良いか】
ということを考え続けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。