2022年7月6日変化の際に必要な起爆剤
■ここ最近、
業務内・業務外問わず、
いろいろな経営者の方とお会いして
お話を聞かせていただく機会が
多くあります。
その中で感じるのは、
「経営としての常識が
変わってきているなぁ」
ということ。
どうしてもコロナや円安、
戦争リスクなどで経済状況が
不安定となる中、
【経営については変革を迫られている】
ということは否定できないこと
ではないでしょうか。
そんな中で、そのような
【経済環境の変化がある】
ということは、
【そもそもの経営のルール自体が
変わっている】
ように思うわけです。
■そこで考えていただきたいのが、
【自らの専門分野である本業について、
適切な利益が上がっているかどうか】
ということ。
「自分はこの道で行くんだ!」
という想いから創業をし、
経営の舵取りをしているもの
ではありますが、
上述してきた『経済環境の変化』
により、場合によっては、
【従来のように利益が上がっていない】
ということも少なからずあるようです。
■現に、
経営者の方とお会いして
お話を伺う中で、
【従来通りの経営では
利益が上がりにくくなっている】
ということを見聞きする状況。
そのようなことから考えると、
【本当にその専門分野のみで
経営をしていくことが正解なのか】
というもの。
【正常化バイアス】
という言葉もあるように、
人は変化をしようとしても
どうしても『元に戻ろう』とする意思が
知らず知らずに動いている
ということが考えられます。
■そしてこれは不都合な真実
かもしれないのですが、
相当な窮地に追い込まれないと、
この「変化をしよう」という
気持ちのもと
【実際の変革をしていく
ということが難しい】
ように感じるんですね。
とは言え、他の方からの助言
などを的確に聞き入れ、
それを起爆剤として経営の変化を
していくこともあるようですが、
往々にして、そういった
外部環境に触れる機会のない
経営者の方については、
そのような窮地に追い込まれた状況で、
その危機感が発動され、
【それがそのまま爆発的に
変化への行動へ繋がる】
といったこともあるようです。
■とは言え、
その変化のきっかけ理由は
置いておくとして、
『変化をする』と決めた際は、おそらく、
【従来の専門分野の仕事では
到底太刀打ちできないことに気付く】
ということが少なからずあるもの。
そうなると、まずは
【その専門分野の隣接業務】
から検討し、場合によっては
【全く違う業種に手を付ける】
などということも
考えられるかもしれません。
■当然、
これまでその専門分野で
収入を得ているわけですので、やはり
【そこに紐付けられる
業務や事業を行うこと】
がまず第一に有用である
とは考えられます。
しかしながら、経済状況の変化のもと、
経営の変革を迫られた際、
【それだけでは到底太刀打ちできない】
ということもまた考えられるのでは
ないでしょうか。
これからの時代、
【これまでの『常識』と言われたものを
あえて自らひっくり返し、
経営の思索を深めていく】
ということが有用なように感じます。
■いろいろと考え込んでしまうもの
ではありますが、まずは
『的確な目標設定』をし、
『必要となる利益や売上高を逆算』し、
【そこに行き着くためには
どのような経営の展開をしたら良いのか】
ということを極力早い段階で
考えるべきである
と言えそうです。
適切な未来と現在地のギャップを把握し、
【効率的な経営の舵取りと変革】
をしていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・ここ最近の経済状況の変化により、
【経営の変革を迫られている】
ということが往々にして見受けられる。
・そもそも今の事業で
【利益】は上がっているだろうか。
上がっていないとしたら、
その【原因】はどこにあるのだろうか。
・もしかすると、経済状況の変化により、
【その事業で利益を上げていくことが
難しい状況】
も考えられるかもしれない。
それは自分にとっての
不都合な真実ではあるものの、
それが真の解であるならば、
そこに焦点をおいて、
経営の変革を考えるべきであろう。
・【窮地に追い込まれた時ほど
人は変化する力が最大化する】
ように感じる。
『思い立ったが吉日』
とも言われるように、
ぜひ具体的な変化の内容について
思索をし、実際に行動をしてみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。