2022年8月13日「地方のコンビニで見た!」微粒子企業の経営戦略のキホン
■お盆休みということで
少し遠方のお墓参りへ。
ちょっと家を出遅れたため
有料道路に乗ったは良かったのですが、
逆に、ただならぬ状況で大渋滞。
どうやら下道の方が
正解だったようです。
「急がば回れ」
とはまさにこのことだなと
痛感したところ(笑)。
道中にコンビニに行ったのですが、
ここでなんだかほっとする
光景があったので、
今日はそのことをシェアさせて
いただきます。
■某有名チェーンのコンビニなのですが、
売り場スペースの
ちょっとしたところに、
店員さん直筆の
ポップのようなものが
あったんですね。
おそらくスタッフの方が、
それぞれの商品のオススメポイントを
それぞれの視点で手書きで
書いていて、
簡単なイラストも付け加えたような
感じのものでした。
このような有名チェーンの
コンビニでこのような光景を
見たことなかったため、
最初は驚いて
そのポップを見ていたのですが、
一つひとつ軽く目を通していると、
なんだかそのスタッフさん一人ひとりの
表情や笑顔が思い浮かぶようで、
なんだかすごく心が温かくなりました。
■実際に、
これを描いていらっしゃるスタッフさんが
お店にいらっしゃれば、
このコンビニの商品というよりも、
このスタッフの方に親近感を感じる
ような気がするところ。
そのスタッフさんに直に接した際、
そこに温かさや何かしらの愛情を
感じることがあったとしたら、
「この人が勧める商品だったら
買ってみたいな。」
という心境になり、
もはや商品を買うというよりも、
「このスタッフさんが勧めるものだから、
買ってみたい!」
という流れで、
購買意欲が高まる可能性も
ありそうです。
■上述したように、
某有名コンビニエンスストアですので、
どちらかと言えば、
我々微粒子企業と言うよりもむしろ
『資本力で勝負する大企業』
というイメージが一般的
ではあるのですが、
ここに我々微粒子企業としての
経営の仕方が見て取れました。
■以前の記事でも再三述べさせて
いただいている
人と人とのつながりを重視したり、
価格で勝負するよりも、
そういった温もりや愛情を
感じることができる感覚を
大切にしたり…
このような、
微粒子企業ならではの小回りの利く
経営の行動により、
お客様にファンになっていただく
ということが、
遠回りではあるかもしれませんが、
最終的に売り手とお客様との関係性が
信頼をもって深まり、
その結果、利益が上がってくる
というように思うわけです。
<2022.5.19真に大切なのは
【円より縁】>
https://muratax.com/2022/05/19/5217/
■今日は、トイレを借りるために(笑)、
ふと立ち寄ったコンビニから、
ともすれば忘れかけてしまうような、
【我々微粒子企業の経営の道】
を教えていただいたような、
そんな感じがいたしました。
お盆休みではありますが、
あえて今あなたのいる地域から離れ、
場合によっては実家の近く等の
違った地域のお店に行ってみると、
このような形で、
思わぬ発見があるかもしれませんね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人と人とのつながりが、
何かしらの形で強固になった結果、
売り手とお客様との関係が深まり、
それが結果として購買につながる
ということが往々にして考えられる。
・油断すると、ついつい
楽な値下げに走ってしまいそうな
ものであるが、
上述した人と人とのつながりを
持てているとしたら、
そこはむしろ価格で勝負する必要が
なくなることが少なからずある。
・我々微粒子企業の経営戦略として、
『人と人とのつながり』、『信頼関係』
を重視したいところ。
これが強固になってくれば、
もはや同業他社といった概念も
薄れてくるものである。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。