2022年11月2日【経費の洗い出し】は事業とプライベートの両面から
■事業をスタートするにあたり、
将来の予測のほか、
【毎月の固定費などを適切に把握する】
必要があります。
特に『個人事業』の場合なのですが、
この固定費の把握の際、
【プライベートの固定費】と
【事業用の固定費】
を洗い出すことが大切なんですね。
もちろん、
『事業のための予測』ですので、
【通常の場合、
事業用の経費だけを算出すれば良い】
ということになります。
■しかしながら、
結局のところは、
事業上の利益から、
事業主である自分自身の
生活費を取っていくわけですので、
【プライベートの支出も大切になる】
ということなんですね。
というのも、
生活費を入金したその後は、
生活に必要な経費の払いが
あるわけですので、
【この生活のための支出する経費を
極力最小限にしていくことが
重要である】
というもの。
■結局のところ、
【この生活費を
セーブしていかないことには、
結果として手元に残る現金も
少なくなってしまう】
というわけですね。
そのような理由から、
経費の算出の際は、
【事業用の経費のみならず、
プライベートの支出も考慮すべき】
と言えるでしょう。
■基本的に、
『プライベートの支出』
に関して言えば、
クレジットカードや現金払い、
銀行通帳からの引き落とし
となっている支出を、
ひとまず
【全て洗い出す】
ようにしましょう。
そうすると、思いのほか
見過ごしていた支出の存在に
気が付くはず。
『見落としている』ということは
【そこまで重要性がない】
ということでしょうから、
【本来的には支出する必要がないもの】
なのかもしれませんね。
■そして、
『事業用』に関して言えば、
大体の経費は把握できているのが
通常ですが、
場合によっては、
通信費を格安SIMにしたり、
電力を新電力にしたりと、
【さらなる経費の削減が見込まれる】
ということも少なからず考えられます。
■特に、
『電話』について言えば、
固定電話やFAXを
通常の電話回線で引いていることも
あろうかと思いますが、
ここ最近の状況においては、
固定電話を持たずに、
『050』から始まるインターネット上の
電話を利用することも得策でしょうし、
FAXについても、従来の固定電話に
付属するようなFAXではなく、
これも同じく『eFAX』や
『モバイルFAX』などの
ネット上のサービスを利用することにより、
【電話代・FAX代ともに大きく削減できる】
ということが考えられます。
こちらの記事もご参考ください。
<2021.10.2電話代と電気代の
具体的な削減ついて>
https://muratax.com/2021/10/02/4441/
■インターネットが普及している
この時代において、
【電話関係に経費を使う
ということは極力避けたい】
というもの。
【その経費を極力削減した状態で、
その経費とトントンになる
売上高を考えていく】
という手順で、
損益分岐点などを把握し、
そこからさらに目標となる
利益を算出し、
【その利益を達成するためには
どの程度の売上高が必要か】
ということを考えるべきでしょう。
■上述したことは、
予算の立て方の
一つに過ぎないのですが、
案外経費の存在を蔑ろにしがちですので、
まずはこの
【経費の洗い出しと削減方法から、
全体の利益を考察していくこと】
をオススメいたします。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『将来の利益』や『売上高の予測』、
『納税の予測』については、
【まずは経費の洗い出しからすること】
が重要であると言える。
・そしてこの『経費の洗い出し』に関しては、
【プライベートと事業用両面からの支出
について考慮すべきである】
と言える。
・プライベートと事業用の経費を
全てピックアップしてみると、
【思いのほか普段は意識していない
支出がある】
ということも往々にして見受けられる。
・このように、
【全体的な支出を見渡し、
その支出を最大限削減した上で、
目標となる売上高を思索していく】
という手順で、将来の予算を
組み立ててみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。