2022年12月3日【自社の商品を語る】ことの重要性
今日はこれからとある忘年会へ。
初めてお会いする方も多くなりそうで、
また新たなご縁が楽しみです(^^)
さて、本題です。
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■税務相談に乗らせていただく中で、
税務のみならず、
経営のお悩みについても伺うことが
少なからずあります。
その中でも、
「どうやったら売上が上がるか」
ということは
経営においての命題とも
言えるものであり、
この部分に関するお悩みが
多いように感じている次第。
■その道の専門家として
商品やサービスを提供しているわけで、
そのようなことから考えると、
【商品やサービスは優れている】
というのがまずは前提にあるはず。
しかしながら、
いわゆる同業他社がいるわけで、
どうしてもその同業他社と
同じ土俵に乗ってしまうと、
瞬く間に低価格の
レッドオーシャンに
巻き込まれてしまうというのが
現状でしょう。
そうならないためには
どうすれば良いか
ということを
考えるわけですね。
■お話を伺っていて
往々にして感じるのが、
【適切に自社の商品やサービスの
説明をできていないのではないか】
ということなんですね。
せっかく良い商品やサービスを
持っていても
それが周知されないことには、
いわゆる『宝の持ち腐れ』とも
言える状態に
なっているように思うわけです。
■そうならないためには
どうすれば良いか
ということを考えるわけですが、
一つ考えられる手段として、
【お客様の声をいただく】
ということが。
結局のところ、
どんなに優れた商品やサービス
であっても、
これを自分の口から語るのと、
第三者から語っていただくのでは、
その伝わり方に雲泥の差があるように
思うわけです。
■異業種交流会などで
よく見受けられる光景なのですが、
自らの商品やサービスを
売りたいばかりに、
グイグイそういったアピールを
してくるということが
少なからず見受けられます。
私に言わせていただくと、
それはまったくの逆効果。
上述した、
第三者から語っていただくことにより、
信頼関係を得られるとするならば、
やはりその前提で経営を考えるべき
ではないか
と思う次第。
■つまり、
第三者に商品やサービスを
語っていただくための、
いわゆる『お客様の声』を適切に
いただき、
その声を同じく適切に
公開しているかどうか
ということが重要なわけですね。
■どうしても、
商品やサービスの素晴らしさ
を追求して終わってしまうことが
少なくないのですが、
せっかく良い商品やサービスを持っていても
これが認知されないことには、
何の意味もなさないということが
言えるでしょう。
経営の真の目的を考えると、
その商品やサービスを通じて、
【お客様の何かしらの不を取り除く】
ということではないでしょうか。
そのように考えると、
もし自社の商品やサービスを
周知していないばかりに、
その見込みのお客様が
その商品やサービスを手に取る機会が
ないとすれば、
それはすなわち、
お客様が持っている
それぞれの不を取り除くことができない
ことになってしまい、
厳しくとらえれば、
【社会的貢献ができていない】
ということになってしまいます。
■お客様にとっての
【真のニーズ】
を追求し、
適切にそこにアプローチできるように
場合によっては、
適切に上述してきたような
お客様の声などの
第三者からのフィードバックを頂戴し、
これを適切にメディアに乗せて
発信することが
大切なのではないでしょうか。
どうしても経営に勤しんでいると、
日々の業務に追われ、
こういった本質的な部分の動きを
ないがしろにしがちなのですが、
本来の「お客様のために」
ということを考えると、
まずはこういった経営の思索をし、
適切に自社の商品やサービス
の素晴らしさを社会にアピールする
ことが大切であると言えそうです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・どんなに優れた商品やサービスを
持っていても、
これが認知されないことには、
宝の持ち腐れとなってしまう
ということを心得ておくべし。
・そして、商品やサービスの
素晴らしさを自分の口から説くよりも、
自分以外の第三者の視点から
これを説いていただくことにより、
その説得力が強くなるもの。
・どうしても日々の経営に
追われていると、
こういった根本の部分を
忘れがちなものであるが、
適切な時期にこのような思索を
することで、
本来の経営の目的を見返し、
【顧客に価値を提供する】
という視点を適切に持つことが
重要であると言える。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。