2022年12月10日お客様が【真に価値を感じるもの】を生み出せていますか?
昨夜は主催する会で初参加の方が3名。
昨夜はピザをつまみながらのお話、
今日は子連れの会を開催し、
初参加の方が1名。
こちらはわちゃわちゃお菓子やらを
広げて大パーティー(笑)
いやいや、子どもはかわいいなぁと。
この純粋な気持ちのまま、
まっすぐに成長してもらえると
嬉しいです(^^)。
ケンカもあってたけど、
あえて大人は仲裁せず。
それも大きな学びだよね(^^)。
うんうん。
さて、本題です。
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■突然ですが、
あなたは商品やサービスを
購入しようとした際、
『感動した瞬間』
はないでしょうか。
どういった状況で
感動するかと考えた時、
それは端的に言えば、
【自分の予測を上回った瞬間】
ではないかと思うんですね。
往々にして商品や
サービスを購入する際は、
その得られる価値について
(意識・無意識を問わず)
想定しているものですが、
その想定を上回る価値を商品や
サービスの提供側から受けたとしたら、
それが感動に変わっている
ということが少なからず
あるのではないでしょうか。
■私の例で言えば、
スターバックスなどに行って、
最高の笑顔で
もてなしていただいたり、
またカップに絵を
描いてもらったり…
そういった行動に
対して感動したということが。
なぜ感動したかということを
紐解といてみると、
そもそもスターバックスには
コーヒーを飲むため
というわけではなく
『コーヒーを飲むということと、
スターバックスのリラックスできる
空間をセットでイメージし、
そのイメージの中に自分を置いて、
心底リラックスをしながら
コーヒーを飲みつつ、
読書をするということ』
を想定していたわけです。
書いてて恥ずかしくなって
きましたが(照)。
■当然、それは
私の想像に過ぎませんので、
店員さんに期待することは、
【コーヒーを注文して
コーヒーを出してもらう】
ということに他なりません。
しかしながら、最高の応対を
してくださったり、
カップに絵を描いてくれるサービスを
してくださったりすることは、
上述した私の
【真に求めている(求めていた)もの】
と合致しているということなんですよね。
■しかしながら、
ここが大切なポイントなのですが、
私が求めていたのは、
『単にコーヒーを注文して
コーヒーをもらえる』
ということ。
しかしながら、
実際にサービスの提供をされた際は、
上述したように最高の応対と、
カップに絵を描いてくれるという
この良い意味でのギャップが。
■つまり、
【私の想定していた
スターバックスの世界観に、
最高のサービスをもって
その世界観に連れ込んでもらった
という感覚】
だったんですね。
これは私自身到底想像も
していなかった出来事で、
『あぁこういった空間を
作ってもらったんだ…』
という感動に変わったというところ。
■ここがまさに
【商売の真髄】
とも言える部分
ではないかと思っている次第で、
結局のところ、
商品やサービスの購入者側は、
【自分が真に求めているのは何なのか
ということを理解していない】
ということが
往々にして考えられそうです。
そんな中、
【商品やサービスの提供者側が、
そういった真のニーズを汲み取り、
そこに寄り添う形で、
商品やサービスの本来のものを
超えたさらなる価値を提供したとしたら、
そこから大きな感動が生まれる
というものでしょう。
■税理士に関しても、
当然相談に見えられる方は、
【節税のことや、
どうやったら現金が多く残るのか】
ということを相談しに
見えられるわけですが、
実はそれ以前に、
【相談しやすい税理士】
といったことや、
【心底信頼し、本音で何でも
話すことができる】
といったことや、
【税務のみならず、
様々な内容についての相談も
することができる】
といったことが、
その前に(おそらく無意識に)
あるというものなんですね。
■私自身が最初に
ご面談をさせていっていただく中では、
そういったことを重視して、
【徹底的に心を開き、
相手の方に寄り添う形で
全力でお話を伺うようにしている】
わけなのです。
その結果、
当初緊張した面持ちで
いらっしゃった方が、
最終的には、満面の笑みで
帰っていかれるということが
往々にして見受けられます。
それこそが、
『真のニーズ』とも言える部分であり、
その真のニーズに気づかされ、
そこにフォーカスし
商品やサービスの提供を
された側としてはどうでしょう。
【その瞬間に、その人のファンになり、
それがそのまま
商品やサービスの購入に結びつく】
というものではないでしょうか。
■どうしてもは私たち経営者は、
自らの専門である商品やサービスを
提供することのみに着目しがちですが、
案外、相手の求めていらっしゃるものは
そこではないということなんですね。
そのように考えた際、
【自分自身の商品やサービスを
購入していただく際の、
お客様の『真のニーズ』】
とは、どんなものでしょう。
こういった点にフォーカスして
今一度自らのビジネスに
入れ込んでいくことにより、
大きな経営の転換点が見えるかもしれません。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・商品やサービスを購入する人は、
往々にしてその
【真のニーズを理解していない】
というのが通常であると言える。
・商品やサービスの提供者側は、
そういった事実を理解し、
適切に真のニーズに近づけていく
ことが、重要なのではないだろうか。
・真のニーズに気づかされ、
そのニーズに合致する商品や
サービスの提供を受けた人については、
それがそのまま大きな感動と
なるものであり、
その延長で商品やサービスを
購入してくれるということが考えられる。
・したがって、
しっかりと真のニーズを追求し、
そこにフォーカスする形で、
経営全体を考えてみると、
思いもよらぬ経営の発想が
見えてくるかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。