2023年3月8日「売上をあげるには?」と尋ねられた際の私の行動とは
いやぁ、花粉がすごいです。
昨日はかなり気温も高く、
花粉にとっても喜ばしい気候だった
ことでしょう。
この目のかゆみと鼻のムズムズが
出てくると、
確定申告も佳境だな…というところ。
今日も花粉と、そして申告書との
闘いが始まります。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、
税務相談に乗らせていただく際、
【3分の2から半分程度は
経営相談の時間になる】
ということをお話しさせて
いただきました。
<2023.3.5【重心の低い仕事】こそが、
微粒子企業経営における信頼の証>
https://muratax.com/2023/03/05/6222/
今日もそれに続くお話として
記事を進めてまいります。
■経営相談の中で多いのが、
これも先日より述べさせて
いただいている、
【どうやったら売上が上がるか】
ということなんですね。
売上を上げようとするには
いろいろな施策があるものですが、
【その解はその社長
によって異なってくる】
というものです。
■当然、
王道の売上アップの方法は存在します。
広告費を投入したり、
インスタやTwitterなどのSNSを
活用したり、
セミナーを開催したり、
オンラインでの集客を検討したり…
様々な選択肢は存在するのですが、
それができるかどうかは、
【その方が置かれている
環境によって異なってくる】
というものでしょう。
その社長の価値観は、
【これまでの半生のもとで
形成されている】
ものですので、
同じ事象にしても、
【その受け取り方は人それぞれである】
と言えます。
まさに『十人十色』とも言えるもので、
【社長の数だけその解は存在する】
と言っても過言ではないでしょう。
■したがって、
私が経営相談に乗らせていただく際は、
その方の感性などを対話を通じて
紐解いていき、
【その方が納得するような
ヒントをお渡しする】
というのが通常の流れのように
感じているところ。
そういったことを無意識にやっている
状況ではあるのですが、
改めてどうやっているのか
ということを言語化した際、
そのようなイメージかなというところ
なんですね。
■どうしても、
【パッと正解に飛びついてしまいたい】
ところなのですが、上述したように、
一般的な正解はあったとしても、
それがそのままその人に
当てはまるかどうかというのは、
【その半生に基づく経験によるところ】
ですので、
【往々にしてしっくりくるものではない】
ということが考えられます。
したがって、いろいろな選択肢がある中で、
【その人に合ったもの、その人が無理なく
取り組めるものにフォーカス】
して、少しずつその売上アップの手立てを
試していくのが良いでしょう。
■その中で、
広告費のお話になることが多いのですが、
これもつい先日の記事で
書かせていただいたように、
広告費を投じるということは、
同業他社の大資本を携えている
大企業と同じ土俵に乗るとも言えること。
そのように考えた際、
とてもその資本力に敵うはずはなく、
【広告の投入量的に不利になってしまう】
というものです。
したがって、その売上アップの解は
広告というよりはまず先に、
【信頼関係の構築に努めていく】
ということからスタートしていく
ことがベストかな、という感覚。
■これこそが、
【重心の低い仕事をする】
ということに繋がるというところ。
どうしても売上アップと考えた際、
それに直結するような情報を検索して、
実行してみたくなるものですが、
往々にしてそういった情報の先には、
多額な資金が必要な研修や広告が
備えられており、
そこに突っ込んでしまうと、
【瞬く間に資金繰りが厳しくなる】
ということも考えられます。
■まずは、
じっくりと自社に合った
経営に取り組むことこそが重要で、
【具体的な手立てにどういったものか
あるかということを考察するべき】
であると言えるでしょう。
場合によっては私がその対話相手に
ならせていただくことにより、
経営のヒントがつかめるケース
もありますので、
このような瞬間は私にとっても
すごく嬉しいことです。
■というわけで今日は、
売上アップに関して、
【解は十人十色である】
ということを記事として
書かせていただきました。
まずは自分の半生に基づいた
解を探るべく、
適切に経営についての
思索をするようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・売上アップとなると、
どうしても短期的な売上獲得
を目指してしまいがちなもの。
・しかしながらその先には、
【多額の設備投資や広告費、
研修費の支払いが待ち受けている】
ということが往々にして考えられる。
・売上アップの解は十人十色であるため、
【まずは自分にとってしっくりくる】
ような方法を考え、少しずつでも良いので、
それを実行してみるという流れが
良いのではないだろうか。
・どうしても自分ひとりで考え込むと、
自分の半生に基づいた判断のみ
になってしまうため、
その視野を広げるべく、
【第三者にその見解を聞いてもらう】
などということをして、
適切な対話を通じて、
【本来の自分に合った解を模索】
したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。