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トップページ ブログ > 税務について > 【国保が上がった際に】考えたいこと

2023年3月11日【国保が上がった際に】考えたいこと

確定申告、残りあと19件!

もちろん目途はついているのですが、
(前向きにつけている?)
この土日は最大級の佳境です(汗)。

とにかく前を向いて、
突っ走ります!

…と決意表明をしながら…

本題です。

 
------------------


■確定申告が順次終わっていき、


 お客様に確定申告のご説明の面談を
 させていただいているいうことが
 ここ最近は続いています。

 そんな中で話題に上るのがやはり

 【税金について】
 
 のこと。

 …当然と言えば当然ですが。
 その中でも、

 【国民健康保険の負担が大きくなる】

 ということは、
 
 【個人事業主の場合どうしても
 避けられない】

 というものですよね。


■そのような状況であれば、


 【法人化を検討する】

 ということに。

 ただ、個人事業の事業内容の
 全てを法人成りという形で
 法人に持っていこうとするには、

 【それなりの利益が必要である】

 というところ。

 そこで、その前段階として、上述した

 【国民健康保険料を削減していく】
 
 ということから、いわゆる

 【マイクロ法人の設立】

 を検討することもあるというところ。


■現に、


 今回の確定申告においても数社、

 【マイクロ法人設立で動いている】

 というところです。

 上述したのは、
 税金というよりはむしろ、

 【国民健康保険料を削減
 するための法人設立】

 なんですね。

 
■そのような視点から考えた際、
 

 もう一つこのマイクロ法人の
 設立前に検討すべきことがあります。

 それは、

 【その業界特有の
 健康保険組合に加入する】

 ということです。

 建設業であれば建設国保、
 医師であれば医師会国保、

 美容室などであれば美容国保
 などというものもあるようです。
 
 そのような

 【業界独自の健康保険組合】

 については、

 【基本的に所得が
 いくらであろうと定額】

 いうことが大半である
 ように感じています。

 つまり、個人事業で所得がどれだけ
 上がっても定額ですので、

 所得が多い人ほど、
 通常の国民健康保険料への加入に比べ、

 【大きく国保の負担額が減る】

 ということなんですね。


■そして、


 以前お客様から伺った
 お話なのですが、
 
 とある業界の国保に入ろうとしたものの、

 【すでに法人成りをした後だったため、
 そこからその業界の国保に入ることが
 できなかった】

 ということも。

 個人事業の時代からその業界の国保に
 入っていて、それをそのまま法人でも
 継続すればよかったのですが、

 個人事業のタイミングで
 その業界の国保に入っていなかったがために、
 
 【法人成りした後は入れなかった】

 ということなんですね。

 業界特有の国保は、金額が有利である反面、
 こういった点にも注意が必要である

 と言えます。

 逆に、所得が上がっていない
 状況においては、むしろ

 【国民健康保険の方が安い】

 ということも考えられますので、
 こういった点には併せて注意が必要です。

 
■というわけで今日は、

 
 簡単ではありますが

 【個人事業の国民健康保険料】
 
 についての観点から、

 【法人設立、業界特有の国保組合への加入】

 という面で考察してきました。

 事業主にとっては特に、税金もですが、

 【国保が上がってくるということが
 資金対策の大きな部分】

 となってくるものです。

 適切に上述したことを念頭に置いて、
 有意義な国保削減の対策もまた
 進めていきたいところですね。


------------------


《本日の微粒子企業の心構え》


・節税を考えるにあたり、

 【個人事業主の国民健康保険料の削減】

 という観点は、念頭に置いて
 おいた方が良いだろう。


・そして国保の削減に関しては、

 いわゆるマイクロ法人の設立、
 そして

 【その業界特有の国保の組合がないか】

 ということを考えたいところ。


・往々にして、そういった業界特有の
 国保組合は、
 
 【所得がどれだけ上がろうと定額である】

 ことが通常なので

 【マイクロ法人の設立】

 と併せて考えるべきであろう。


・節税を考える際は、上述した

 【税金と国保】

 のことを念頭に置き、
 有意義な資金対策を心がけたいものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

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