2023年5月20日経営における【一点集中による危険性】を考える
昨日は自転車で面談に向かったのですが、
出発した直後に雨に打たれ、
ちょっと風邪をひきそうな感覚。
ただ、きっと気のせいなので、
変わらず元気に頑張っていきます!
病は気からはその通りだと思うので、
常に気持ちは前向きに!!!笑
さて、本題です。
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■もう数ヶ月前のことではあるのですが、
【私の税理士の電子証明書を
紛失してしまう】
という出来事がありました。
もちろん盗難届けは出しており、
業務上でもセキュリティ上でも
何も問題はない状況ではあるのですが、
この電子証明書がないとなると、
電子申告の際にこの証明書を
利用して電子署名をした上で
電子申告をするというルーティンが
できなくなってしまうため、
正直なところ、
【税理士業務においては
大きな支障が出る】
ような状況でした。
■しかしながら、
最悪の事態を逃れることができたのは、
電子証明書の発行の際、
【予備のカードとしてもう一枚の
電子証明書を持っていた】
ということなんですね。
『念のために…』という
事情ではあったのですが、
結果としてこれが功を奏し、
税理士業務において
【何ら支障のない状況で
電子申告を進めることができた】
という状況です。
■もちろん、紛失直後に、
電子証明書の再発行し、
【もう一枚の予備の電子証明書を
既に手に入れた】
というところ。
まさか電子証明書を紛失してしまう
などということは毛頭考えてもおらず、
『本当に予備のカードを持っていて
良かったな』と思う次第です。
■さて、
これを経営において置き換えて
考えてみるとどうでしょう。
最も危惧すべきなのは、
【完全に一人のヒトやコトに属人化
(または属ブツ化?)
してしまっている状況】
ではないかと私は思う次第です。
いろいろなケースにおいて
このことは想定され、
もしかすると得意先が
一社のみに依存しており、
【その一社が倒産でもすれば、
売上が全く立たない】
ということも考えられるかも
しれません。
■または、
社内の業務を行っている社員が、
【何かしらの事情】
により業務を行えなくなった際、
その代わりを担うスタッフがいないため、
【業務が止まってしまう】
ということも。
また場合によっては、
【経営者自らに何かあった際に、
『完全に』業務が止まってしまう】
などなど…
いろいろなことが想定されるはず
なんですね。
投資において分散投資が
必要であるが如く、
【経営においても様々な観点から
分散しておく必要がある】
というものでしょう。
■上述した例でいくと、
得意先やスタッフのことが
あったのですが、
【外注先なども場合によっては
分散しておいた方が良い】
ということも考えられるかも
しれません。
どうしても
【一人または一箇所のみに依存】
していると、
万一の事態が起こった際に、
立ち行かなくなってしまう
ということが考えられるもの。
■また、
データや書類の管理に関しても
同じことが言えるでしょう。
データや書類に万が一があった場合の
【リスク管理】
はしっかりとできているでしょうか。
当然最初のリスク管理は、
【万一がないように備えていくべき】
であるものですが、
万一の事態が起こってしまった際に、
【どのような逃げ道を作っておくか】
ということもまた重要であるはず。
■そのように、
【万一の事態を想定し、
万一の起こらないように備える】
ということ、そして、
万一の事態が起こった際に、
【少しでもそのダメージを少なくする】
ことができるように、
【経営においては、まずこの点について
全力で取り組んでおくべき】
と言えるでしょう。
どうしても、
【希望的観測や、「どうにかなるだろう」
「万一なんて起こらないだろう」】
という、言わば『逃げの姿勢』に
入ってしまいがちなものですが、
こういった万一の事態が
今この瞬間に起こっても良いように、
【万全の備えをすること】
を心がけるようにしましょう。
■災害などについても同じことが
言えるのではないでしょうか。
経営者として、
【こういった毎日を想定し、
その備えを盤石にすることは
極めて重要である】
と私は思う次第です。
私自身も、経営についての
全体像を再度見渡し、
【いろいろな抜け目がないか】
ということを再度考察し、
備えを万全にしていきたいと思います。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営において、または人生において、
【一人または一つのことに
とある出来事が依存してしまっている】
ということはないだろうか。
・万一その依存しているものに
何かが起こった場合、その
【リスクヘッジ】
はしっかりとできているだろうか。
・万一の事態は、
【もしかすると今この瞬間に
起こってしまうかもしれない】
ということを経営者として
重々想定しておく必要があるであろう。
・何事においても、
【一人や一つの物に傾倒してしまい、
そこが倒れてしまったら
何もかも終わり…】
という事態は避けるべきことであり、
【極力何事においても分散して、
バッファを持っておく】
ということはかなり大切であるはず。
・万一の事態は急に来る可能性があるため、
適切に上述してきたようなことを
盤石にし、
経営においての強固な体制を
構築しておきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。