福岡の税理士「村田佑樹税務会計事務所」。会社設立、独立起業、税金、資産運用など税務の事ならお任せください。

村田佑樹税務会計事務所

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ

メニューを閉じる

ブログBLOG

トップページ ブログ > 税務について > 法人においての【現金の管理】について私が思うところ

2023年8月24日法人においての【現金の管理】について私が思うところ

またまた変な時間に目が覚めて、
かなりの疲労感が(笑)。

また仮眠を取り、しっかりリフレッシュしたいと
思います。

こういったある種の負の蓄積が体調不良
にも繋がってしまうので、
ここから正の連鎖を起こしていきたいと
思います!

(気持ちは常に前向きに!笑。)


さて、本題です。


------------------


■以前の記事の中で、
 
 「私心」を捨て、未来ある
 「指針」を打ち出すべし!

 というタイトルでの記事を
 配信させていただきました。

 <2023.8.21私心を捨て、未来ある指針を
 打ち出すべし!>
 https://muratax.com/2023/08/21/6838/

 少し厳しめの内容となってしまったのですが、
 
 【経営者として、そのくらいの自覚を持って
 経営に取り組まないとな】

 という自戒を込めて記事を
 書かせていただいた次第です。

 今日もそのことに続いての
 記事になるのですが、

 【法人においての経理】

 について私が思うところを書かせていただければ
 と思っております。


■法人に関しては、個人事業主と違い、
 
 【代表者である自分とは別人格】

 の『法の下(もと)の人』いうことで法人を
 設けているということに。

 つまり、

 【代表者個人と法人は
 まったくの別人格である】

 というわけですね。

 しかしながら、どうしても
 自分の法人なので、公私混同して
 捉えられがちなのですが、

 実際のところは、上述したように
 
 【別の人格を持つ存在である】

 ということは念頭に置いて
 おくようにしましょう。

 つまり、自分が所有している法人
 という認識をいったん捨て去り、
 
 【一つの独立した事業体である】

 ということを前提に考えた方が
 良いわけです。

  ■そのようなことから考えると、  法人に入ってきた売上については、  『経費』として使うのか、  『代表者の給料』として使うのか...  その使い途について明確にしなければ  ならないわけで、間違っても  【使途が不明なものなどは  存在させてはならない】  ということになるわけですね。  そのように考えた際、  よく経理の論点とされる  「現金の管理をするかどうか」  ということについては、    【現金の管理をすることは  法人においては必須である】  と考えるべきではないでしょうか。 ■個人事業主においては    【プライベートの支出と経費が混同する】    ということ、そして  【代表者に対する給与が認められない】  ということから、どうしても  現金の管理というもの自体が  難しくなってしまうのですが、  法人については個人とは  別の人格を持つ者ですので、    【原則として、個人と法人の財布は  明確に区分けする必要がある】  ということになるでしょう。  そのような前提に立って考えた際、    【法人において現金の管理をしない】  ということは結局のところ、  【法人を公私混同して使用して  しまっている】    ということになってしまうと  私は考えます。 ■したがって、  【現金の管理については、  法人においては必ずすべきである】  と言えます。  法人においては、上述したように、  売上の中から自分に対する給与  (役員報酬)を支給し、  その中からプライベートの支出を  支払っていくという考えになりますので、    【明確な区分けができるはず】  なんですね。  場合によっては、プライベートとも  事業とも取れる支出が出てくる  するかもしれないのですが、    そのような際は、  いったんは法人の事業に関係するもの  として法人の財布から支出をし、  これをひとまず経費化して、  最後に、決算にあたってプライベートで  使用している割合分を抜いていく  という方法も考えられます。 ■そして、現金を管理するということは、    【支出が経理を通じて見える】  ようになりますので、    【経費の無駄遣いなどということも  少なくなってくる】  というも副次的な効果も。  それだけではなく、  従業員がいる場合に関しては、  従業員もその現金の流れが  明確に把握できるため、  【明瞭な会社という良いイメージ  にも繋がるのではないか】  と思う次第です。 ■何はともあれ、法人に関しては、    【自分が株主となり所有しているもの】  ではありますが、存在としては  【個人とは全く別の人格である】  ということを意識して、明確な分離をし、    【経理や会計において、厳密な法人の  現金の管理をしていく】  ことを通じて、    【真っ当な経営の進むべき道】  を進んでいくことを検討してみては  いかがでしょうか。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・法人については、  【個人とは全くの別人格を  有するものである】  ということを心得ておくべし。 ・そのような別人格であるが故に、  法人においては、  【現金の入出金について  厳密な管理をすべきである】  と言える。 ・現金の管理をすることで  経費の支出を削減できる可能性が見え、    そして、従業員に対する会社の透明性  という観点からも、    【現金の管理を通じた経理の明瞭化】  ということを考えるべきではないだろうか。 ・そして、現金の管理をし、  経理を明瞭化することは  【経営者の、社長としてのあるべき姿や  考えが身に付くもの】  であり、そのような社長の姿は  内部面でも対外面でも  【大きく人の信用に結びつくものである】  ということもまた念頭に置いて、  未来ある経営の道を歩むことを  考えたいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

ご相談はお気軽に

創業・助成金・節税対策・個人の資産形成はお任せください!
税務の専門家としての知識と経験を最大限に生かし、御社をサポートいたします。

ページトップ