2023年9月25日改悪に備え、「ふるさと納税はぜひ9月までに!」
今日からまた一週間のスタートですね。
今週は7月決算法人の大詰めとなりそうです。
申告が決算月から2ヶ月後って意外とタイト・・・
スタッフとのやり取りや通常業務も
変わりなく進んでいくので、
昨日お話したつまみ食いモードで
しっかり仕事を進めていきたいと思います!
<2023.9.25先延ばしの悪癖を
改善するためには・・>
https://muratax.com/2023/09/24/6956/
さて、本題です。
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■先日の記事の冒頭でも少し触れさせて
いただきましたが、
ふるさと納税が10月から改悪となります。
こちらのサイトをご覧いただくと、
ある程度の概要がつかめるかと。
<ふるさと納税ガイドHP>
https://furu-sato.com/magazine/37664/
どういった点が改悪なのかと言えば、
簡単に言うと
【従来のふるさと納税の
返礼品の質や量が低下する】
ということなんですね。
したがって、
9月にふるさと納税をした金額と
10月にした金額が同じであったとしても、
【届く返礼品の量や質が10月に入ってからの
ふるさと納税では悪くなってしまう】
ということなんですね。
■どの程度の改悪なのかは具体的には
よくわからないのですが、少なくとも、
【できるだけ9月中に
ふるさと納税をした方が良い】
ということは間違いなさそうです。
このふるさと納税については、
【税務上の限度額】
が設定されていますので、
こういった点にも十分な注意が必要です。
■具体的な限度額は、
収入と所得控除により決まってくるわけで、
この収入と所得控除を適正に
試算サイトに入力し、
試算をしないことには、
現実とは違う限度額が算出されてしまい、
【まるで無計画な
ふるさと納税となってしまう】
ので要注意ですね。
<ふるさとチョイスHPより-控除上限額
シミュレーション>
https://www.furusato-tax.jp/about/simulation
■サラリーマンの方については、
給料の収入を入力し、
所得控除、扶養控除や
社会保険料控除、生命保険料控除や
医療費控除等の情報を入力することにより
割とスムーズにふるさと納税の
限度額を算出することができます。
大まかには『昨年分の源泉徴収票』を
見れば解決することでしょう。
しかしながら、前年と今年において、
給与の額が大きく変わったなどということ
があるようでしたら、
今年現実的にもらう給料の額を
適切に算出しないと、
【見当違いな試算結果】
となりますので要注意です。
■そして事業所得や単発の譲渡所得や一時所得
などがある場合についても要注意。
事業所得については、青色申告を
している場合は青色申告特別控除
(最大65万円)を適用し、
事業所得の額を算出するようにしましょう。
そして譲渡所得については、
その額も多額になりがちなものであるため、
適切に譲渡所得の額を前もって算出し、
的確にふるさと納税試算サイトの数字を
入力するということが必要となります。
■このように、
突発的に事業所得などの数字が
必要になることがあり得ますので、
【適時適正に会計帳簿を
仕上げていく必要がある】
というものなんですね。
どうしても会計処理は、経営においての
優先順位が下がりがちなもので着手が
後手後手になってしまうものですが、
経営についての分析は、
【会計の数値なしには語れない】
というのもまた事実。
そういった点を念頭に置いて、
会計処理を即座に実行し、
経営成績を把握していくようにしましょう。
■なお、この点については、
ちょうど昨日配信させていただいた、
【先延ばしをなくす】
という視点から書いた記事も
参考になるかと思います。
<2023.9.25先延ばしの悪癖を改善
するためには・・>
https://muratax.com/2023/09/24/6956/
適切に、経営者としての心持ちを強固にし、
1分1秒を無駄にせず、経営と人生の日々
を過ごしてまいりましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・ふるさと納税は
10月に改悪が予定されており、
【10月に入ってからのふるさと納税は、
9月以前のふるさと納税に加え、
返礼品の質や量が少なくなってしまう】
ものと心得ておくべし。
・そして、ふるさと納税は
【その限度額が設定されている】
ため、自分自身の収入や経費、
所得控除等を適切に把握し、
ふるさと納税試算サイトを利用して、
その限度額を適正に把握するべし。
・このようなふるさと納税の
試算などの材料は、
【適時な会計処理があっての結果
算出できるものである】
と言える。
■したがって、経営の中で後手後手に
なってしまう会計処理ではあるものの、
優先順位としては
【会計は上位に位置づけられるもの】
であるため、
適時適正に会計処理を実施し、
【経営分析やこのような試算などに
役立てていくこと】
を心掛けておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。