2024年4月17日経営において恐れるべき【認識のズレ】
東京旅行3日目。
次第に体力がついてきてる気がします笑。
子どもは疲れ知らずで、
本当に楽しいことに没頭して、
その後全力で充電が切れて、
泥のように眠ります。
こんなに好きなことに打ち込めるのを
目の当たりにすると、
すごく嬉しい気持ちになるとともに、
その姿勢に見習うところも多い感覚です。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、
【新たなスタッフが
メンバーに加わりそうである】
ということをお話しさせていただきました。
概ね勤務条件などの面も決まり、
5月あたりから正式にご縁が繋がる
ことになりそうです。
■こういった雇用関係のスタートにあたっては、
【前提の擦り合わせが何より大切】
であるように感じます。
勤務条件や待遇はもちろんのこと、
勤務日数や具体的な仕事の仕方、
質問の仕方、ツールの使い方、
始業時や始業後の報告などについて、
綿密な擦り合わせが必要になるのかな
という感覚。
と言うのも、その方が
【これまでに仕事をしてきた職場が
仕事における判断の背景になっている】
ことは往々にして考えられ、
【知らず知らずにその前職の
常識をもとに仕事をしてしまう】
ということにもなりかねないためです。
■しかしながら、人は十人十色であるように、
会社に関しても十社十色であり、
【決して他社のルールが自社に合致する
というわけではない】
というもの。
そのように考えた際、
【自社のルールや大切にしていることを
ズレなく共有していく】
ことは相当重要である
と言わざるを得ません。
■そのような綿密な前提の擦り合わせをして
一緒に仕事をすることになるのですが、
【大切なのはその先】
でもあるんですね。
と言うのも、
【当初聞いていた通りに
経営者側は仕事をしてもらっている】
ように思っていても、
当の仕事をしているご本人は
【当初想像していた環境とのギャップ】
を感じ、知らず知らずそこに
不安や違和感を覚え、
【それがそのまま職場への
不満に繋がっている】
という可能性についても念頭に置いて
おいた方が良いでしょう。
■そのようなズレが出てしまうのは、
どういったことが原因なのでしょうか。
それはまさに、上述したような、
【実際に動いていた場合の実際の
感覚によるもの】
だと私は考えます。
そのような背景を考えた際、
入社してしばらくの間は、
【定期的に極力短い期間内に、
再度対話をしていく】
ことが極めて重要であるのではないか
と感じている次第。
これはすなわち、入社時点の前提の
擦り合わせを、入社から日数が経過した
段階でも継続していくことにより、
その前提にズレのないまま、就業中も
続いていくということになるわけですね。
■こういった点においては
雇用のみならず、
【得意先との関係においても
同じことが言える】
かもしれません。
契約段階では商品やサービスの効能に
双方が同意をしていたものの、
実際に商品やサービスの納品や提供が
完了していくにつれ、
【当初イメージしていたものと
ギャップが生じている】
ということは少なくないのでは
ないでしょうか。
そのような際にも、
【極力短期間での対話が極めて重要である】
ということです。
■こういった
【売手と買手の認識の擦り合わせをしていく】
ということも、実は経営においては
相当重要であると私は考えます。
【知らず知らずに生じたギャップから
その会社への不満が募っていく】
ということは往々にしてあり得るのですが、
対話を重ねていく中でそういった不穏な
状態になるということは通常
考えられにくいものでしょう。
そのようなことから考えると、
【経営において大切なのは何より対話】
ではないかというところなんですね。
■というわけで今日は、
弊所の最近の雇用の状況から想起した、
【私の考える対話の重要性】
について記事にさせていただきました。
どうしても日々業務に追われていると、
こういった根本的な点を蔑ろにしがち
なものですが、
根本的なものだからこそ、
こういった点を重視して、
【経営をズレなく進めていくことができるよう、
経営者として努力をしていきたい】
ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・雇用においても契約においても、
【スタートする前に、前提となる認識の
擦り合わせをすることは極めて重要である】
と言える。
・そしてそれから期間が経過した後にも、
「当初の認識に相違はないか」
ということを双方において確認するために、
【定期的に対話をすることが大変重要】
であるというところ。
・どうしても当初と前提が変わってくる
ということがあり得るため、
その都度極力、短期間の間に対話を重ね、
【双方の認識がズレなきよう進めていく】
ことこそが、経営においては要であるため、
こういった根本なことこそ重要視して、
経営の舵取りをしていくことを考えて
みてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。