2024年4月27日法人を作る際に【抜かりなく検討すべきこと】
今日のことですが、また新たなお客様との
ご縁をいただきました。
昨日直接お会いして
お話させていただいたのですが、
経営や経理に向き合う真摯な姿勢を感じられ、
すごく応援させていただきたいなという想いで
いっぱいになっています。
価値感や感覚も近く感じられ、
コミュニケーションもすごく心地良い。
このような形で幸せのわが拡がっていくことは
本当に嬉しいことですね。
(↓弊所のミッション・ビジョン・バリュー↓)
https://muratax.com/about/
そんな中調子に乗って早歩きでウォーキング
をしたところ、
なんだか眠くてたまりません・・
今日の夜はよく眠れることでしょう。
さて、よくわからないお話になってきた
ところで、今日の本題です。
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■私たちが税務相談を受けさせて
いただくにあたって多いのが、
【法人設立に際しての税務相談】
なんですね。
法人設立と言っても、個人事業の全てを
法人に持っていくのか、それとも
そもそもの開業の段階から法人として
スタートしようとしているのか、
それとも、個人事業は残したまま、
いわゆる『マイクロ法人』として
活動していくのかといったことが
考えられるかと思います。
■そして何より、
【法人設立をする目的を明確に
持っておきたい】
というところ。
上述したマイクロ法人については、
個人事業と法人を一緒に走らせることにより、
【社会保険料の削減をすることを目的】
としています。
そのような目的の法人になりますので、
【その法人を用いての売上拡大は目指さない】
という方向性になるわけですね。
ただ、現在はそのマイクロ法人として
社会保険料を削減する目的のための
法人であったとしても、
将来的には個人事業が順調に進み、
【その事業の全てを法人に持っていく】
という、『法人成り』を検討することが
あるかもしれません。
■正直なところ、
マイクロ法人の段階では、
対外的な評価など全く気にする必要は
ないのですが、
【将来的に法人成りをして
個人事業の全てを法人化していく】
ことを考えると、
マイクロ法人立ち上げの段階から
よく考えた方が良いかなという感覚です。
■具体的には、基本的に法人設立の際は
【合同会社ではなく株式会社を選びたい】
というところ。
どうしても合同会社は
【10万円弱で作ることができる法人】
ということもあり、金融機関をはじめ、
【外部の評価の目は結構厳しくなる】
ことが想定されます。
そのようなことから、
【法人を作る際は株式会社一択】
と、私は考えます。
(もちろん一般社団法人やNPO法人など
特殊な法人を設立する場合は除きます。)
■そして次に
『資本金』についてなのですが、
資本金については主に金融機関の評価で
大きく影響してきますので、
【基本的に100万円以上を目指して設定したい】
というところ。
逆に100万円を下回ると、どうしても
純資産が充実しない貸借対照表となり、
【金融機関をはじめとした外部の評価が
厳しくなる】
というのが現実なんですね。
■こういった点において、
法人を設立するといっても、
【様々なことを総合的に勘案して
その法人の決定事項を決めていく必要がある】
というものです。
そのためには、やはり明確な『目標設定』
も大切ですね。
(なんと、昨日に続いてちょうど2年前にも
目標設定について書いていました笑。)
<2024年4月26日今こそ考える
【目標の重要性】>
https://muratax.com/2024/04/26/7676/
<2022年4月25日【目標設定のスタート地点】
に立つ前に>
https://muratax.com/2022/04/25/5138/
どうしても、目先のお金の動きだけで法人の
作り方を考えてしまいがちなものですが、
【将来を見越した際、どのように動くことが
有用であるか、そしてその動きのためには
どのような法人を設立すれば良いのか】
ということを思索し、後悔のない設立の
仕方を検討するようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・法人設立に際しては、
目先のことだけではなく、
【将来を見据えた設計】
を考え、設立を検討すべきである。
・外部の評価上では、
合同会社か株式会社ということに加え、
【資本金の額も重要な要素】
となる。
・基本的には、株式会社を設立し、
【資本金は100万円以上】
を目指したいところ。
・また、
【将来的に全てを法人化する】
ということを念頭に置き、
前向きな経営計画を立てて、
【その目的達成に向かって邁進すること】
もまた重要であるため、
【明確な目標設定】
をしてそのゴールに近づけるよう、
法人設立を検討したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。